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旧ありけん日記


2005年〜2022年5月まで、有田健太郎の日記、エッセイ、フォトギャラリーです
by KeN-ArItA

時には爆発、どんと来い!眠れない夜

 朝は8時台、朝食をと『フレッシュネスバーガー』に入った。
フレッシュネスのメニューは割高だけど、その分しっかりとしていて美味しいのだ。
そう、ホットドックを食べるのだ!

 店内に入って気づいた、スレイヤー(アメリカのメタルバンド)が流れている。
 おいおい、いいのか?
『SLAYER』(スレイヤー)は、メタルの中でもハイテンポのスラッシュメタルに属している。
属しているというか、この人達が作り上げたジャンルといっても過言ではない。
 その音楽的魅力を一言で表すと『攻撃的』であり、もっと分かりやすく言うと『すごくうるさい』のである。(ありけん:談)

 楽器屋にはありがちな現象(メタル大好き店長DJ現象)だが、まさかフレッシュネスバーガーでスレイヤーを聞こうとは。
 カウンターを見回したが、それらしいロン毛の店長はいなかった。
それどころか、20代前半くらいのかわいらしい女の子が二人で切り盛りしているのだ。
いたって普通に見えても無類のメタル好きなのだろうか。
うーむ、人は見た目では分からないものだ(勝手に決めつけてる)。

 ホットドックをと思って入ったのに、テンションが上がったありけんは思わずチリドック(少し高い)を注文してしまった(恐るべしメタル効果)。
 
 店内には4人のお客がそれぞれに朝のよい時間を過ごしていた。
「うるさい!」「音楽かえろ」などクレームはこないのだろうか。
 しかし、普通のサラリーマンやOLに見えるお客も、よくよく見るとこの雰囲気を味わっている。
そう、瞳の奥にメタルを秘めているだ(なにそれ)。
もしかしたら『ここしかない』という連中なのかもしれない。

 それに後から気づいたが『喫煙席28席』に対して『禁煙席5席』とは強気である。
間仕切りのないので全てが白く霞んだ喫煙空間である。
この時代によくやるなぁ。
ここしかない!と言う連中もわりと多いのかもしれない。


 スレイヤーが終わって次に何がくるかドキドキしていると『メガデス』が始まった。

 本物である。




【 SLAYER(スレイヤー)Angel Of Death 】
怖そうな人達に見えるが、いたってファンを大切にする人達なのだ。
ロックの場合、多少の間違いは『よい粗さ』と受け取られるが、メタルのミスは許されない。
そう、こう見えてメタラーはいたって努力家なのだ!
しかし、ここまでテンポが速いとそりゃ、首が痛くなるよ。



 今では4時には起きて活動する朝派のありけんも、以前は夜派だった。
眠れない夜に聴くヘヴィーメタルはとてつもない活力を生み出した。
どこへも向かいようのなくなった活力は、ギターに向けられた。
しかし、ありけん流に仕上げられた曲は『ポップ』というジャンルだった。
だけど、その中にはいろんなジャンルの情熱が流れているのだ。

 もしテンションを上げたかったりイライラした眠れない夜がやってきたら、、もう分かるね。
ヘヴィーメタルを聴こう!

 ありけんは、うるさすぎるのであまり聴かない!




【 METALLICA(メタリカ)Enter Sandman 】
懐かしい。学生時代、この曲のギターをたくさんコピーした。
コピーバンドのライブもやった。
メタルキッズ達が最前列でノリ狂っていた。
一番よいギターソロでありけんがスカして、みんなをずっこけさせたのを覚えてる(笑)

1991年モスクワで開催された『 Monsters of Rock』。
冷戦がまだ冷めやらぬ中、モスクワでアメリカとロシアの国旗が交じって揺れている。
この時代、ロシアの若者がヘヴィメタルなど知っていただろうか?
音楽の力はすごいね。



【 Tom Waits(トム ウェイツ)『Train Song』】
孤高のロックシンガー、トム ウェイツ。
大好きだ。
深夜の少し落ち着いた雰囲気にもよいのだ。
以前は、ウイスキーと煙草とともに流していた。
今は、疲れた夜の一時に(笑)聴くことがある。

当時ヒットしていた『イーグルス』がトムウェイツの曲をカバーして、本人の元に喜び勇んでレコードを持って行った。
「こんなものレコード盤のホコリよけにもならんよ」
普通は喜ぶものだろうが、トムが放った言葉はそれだった。
社交辞令が嫌いな方は、トム流にここまでやってみてはいかが(笑)




by KeN-ArItA | 2011-06-10 23:30
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