ありけん日記


有田健太郎の日記、エッセイ、フォトギャラリーです
by KeN-ArItA

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本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅【4】

 一日の中でも朝は好きな時間だ。
なにより冴えている(最低限寝たならば)。
そして、一日がこの時間にかかっているような気がする。

 うーーん、今日もよい日にするぞ!



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【ここでもやるか、ボールペン講座】
2月から始めたボールペン講座、現在折り返し地点といった進み具合(平均的にみて遅いらしい)。
朝のボールペン講座は、自分にとって癒しの時間。
落ち着くのだ。



 9月2日(金曜日)旅3日目。
 6時間ほど眠ったありけんは早朝温泉に入り、ゆっくりお茶を飲んだ。
釣りのセットや使わないものは家に発送し、柔軟体操とボールペン講座でよい時間を過ごした。
 レンタカーを返し10:07。
大湊線はありけんを乗せて半島を南下しはじめた。



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【青森はこれだ】
とてもきれいで、力強い。
お祭りも見てみたいなぁ。



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【どこに行っても花は咲いている】



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【幸せモーニング】
空いていれば4人席で足を伸ばせる。
これもローカル線ならではの贅沢な時間なのだ。
今回の旅はほとんどがこのスタイル。
嬉しいけど、例年ローカル線の旅人が減っているのも事実。




 台風接近とあって午後になっていよいよ雨が降ってきた。
雨粒がピシピシと、窓に当たって線のように壊れていく。
 野辺地、八戸と乗り換え時間にギターを弾くありけん。
ライブのリハでもあり、指令その4『旅中1曲』作成でもある。
物珍しそうによってくる人もいるが、本人としてはわりと実用的な時間なのだ。
雨のホームにありけんソングが響く(さすがに歌は歌わない)。



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【北東北のバトンタッチ】
青森から八戸までは『青い森鉄道』(奥の野列車)。
盛岡から八戸までは『IGRいわて銀河鉄道』(手前の列車)。
双方ともJRではなく第三セクターである。
八戸でのバトンタッチ、個人的には感動的な光景だ(わかる?)
『青春18切符』ではこの路線は有料なのだが、『北海道&東日本パス』はこの路線も無料なのだ。
奥の列車のキャラクター、かわいいよね。
『青いもりぞう』って名前かな。




 ライブの準備などもあるので八戸から新幹線で盛岡まで飛ぼうか迷ったが、自分は一度この『IGRいわて銀河鉄道』に乗ってみたかったのだ。
去年も八戸〜盛岡間は新幹線を使ってしまったし。
少しバタバタとはなるが予定通り銀河鉄道で行くことにした。



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【やった!4人席がある】



 18年くらい前、初めて岩手に来たときのこと。
盛岡駅ホームへ入線して来た列車に乗ろうとしたのだけど、ドアが開かない。
戸惑っていると、後ろの人が耐えかねてガラガラガラと手で引いて開けたのだ。
そう、手動だったのである。
その列車は一度きりで二度と出会うことはなかった。
もうないだろうなぁ。
 現在はさすがにボタン式(だけどJR九州などではドアの横のボタンは付いてない)。

 八戸〜金田一温泉〜二戸〜一戸〜いわて沼宮内、、雨の中列車は南へと進む。
車窓いっぱいに反射する緑が地味でとてもきれい。
落ち着くのだ。
ああ、岩手、、この路線もオススメ。



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【盛岡駅】



 着いたー!
学生の頃から6年近く過ごした盛岡。
改めて、懐かしい。

 しかしのんびりとはしてられない。
なぜならば今回のライブは手作りライブなのだ。
機材らも自分たちで持ち寄る感じ。
これまた懐かしいノリ。

 タクシーでホテルに乗り付け、先に送っておいた荷物を『ハガクレ』に運ぶ。
ホテルまで迎えに来てくれたのが、今回のライブイベントの主催者『菅原』。
学生の頃のバンド仲間で、一緒にコピーバンドも組んでいたのだ(ハイスタンダードやグリーンデイなど。ありけんはギター、菅原はヴォーカル)

 おおー、変わらんねー!
なんだか少し照れのある再会である。
 
 車を出してくれた『リサトキヨフミ』のきよふみ君と共に会場である『ハガクレ』に入る。



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【フライヤ】
わざわざ作ってくれたんだ、、ありがとう!
当日は、降ったり止んだりといった天気。


 
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【セットリスト】
ありけんライブを見たことある方はご存知だろう。
いつも譜面台に置いているノート。
ボールペン講座の成果が疑われる字である。
しかし、これがないと分からなくなるのだ。
天気が天気なので1曲目は『低気圧がやって来る』に決めた。
ソロライブのいい所は、好き勝手に曲を変更できるところ。

2011/9/2(金)『ハガクレ』セットリスト
1低気圧がやって来る
2明日に風が吹くならば
〜MC〜
3Hot Bench
4けやき通り、晴れ
〜MC〜
5青空、雲また多し
6花
〜MC〜
7手紙
AC1:Dear Dreamer From Dreamer
AC2:また始まるロックンロール



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【後輩のあらっちがギターを弾くユニット『SeveN NoteS』】
ライブ写真や打ち上げ写真などは、いつも元スタッフ(やよさん)に任せきりなのですっかり忘れてしまった(情けない)。
この一枚(しかもピンボケ)しか撮れてないのである。




 『ハガクレ』さんは小さめのアットなバーだが、それでももう人が入れないという感じ。
オープンから最後まで暑く熱く、まさに『HAPPY SPACE』だった。
 
 学生の頃の仲間も音楽仲間も初めて見て下さった方々も、本当にありがとう!!
主催してくれた菅原、共演者もハガクレさんも来れなかった人達も、ありがとう!!

 自分が今生きているのはあなた達が関わってくれたからなのです。
生きてゆくのはいろいろと大変だけど、これからもお互い頑張っていこうね。
そしてまた会おう!


 ライブ後の打ち上げは、昔よく打ち上げしていた懐かしい居酒屋だった(おちゃのこ菜菜)。
当時、悪酔いし行儀が悪すぎる自分たちは、数々の居酒屋で出入り禁止になっていた。
しかしここだけは大丈夫だった。
 久しぶりの後輩や先輩達ともたくさん話せて、とても幸せな時間だった。
 しかし!
たくさんの笑顔で溢れていたにも関わらず、ありけんは写真を撮り忘れてしまったのだ。
はう、、。



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【ササハラボード】
 打ち上げの中頃、学生時代にギターの師匠と仰いでいた先輩(笹原さん)と再会した。
盛岡のライブハウスで出演(スラッシュメタルバンド)を終えてから寄ってくれたのだ。
ししょー、嬉しいです!

ししょーの弾くのギターは、激しいが丁寧なのだ。
それでいて地に足がついている。
クラシックで言うとモーツアルトではなくバッハと言った感じ。
魚で言うと、ウグイではなくオイカワといった感じ。
おでんで言うと味噌ではなくて醤油と言った感じなのだ。

加えてししょー、ギター以外の会話は相当どうしようもない。
それでいて尊敬に値するのだから、いかにししょーのギターがすごいかが分かってもらえると思う。

写真は学生の頃、ししょーにもらったエフェクターボード。
裏も表もステージパスでびっしり。
今では使わないけど、思えばたくさんのライブハウスを共に駆け抜けたなぁ。
笹原さん、ありがとうございます!!




 ホテルに戻ったのがAM3時近く。
明日は釜石のいとーちゃんに会いに行くのだ。
久しぶりだ。
楽しみだ!

 心配なのは、台風と2、3時間しか寝れないということと、旅でたまった洗濯物。
今から洗濯するのもなぁ。
ホテルのランドリーには乾燥機があるので、朝やることにして眠りについた。

 しかしこの『朝ランドリー大作戦』が、わずか3時間後に『ドライヤー大戦争』を巻き起こそうとは、、。
うっすら頭をよぎったような気がしたが、もうめんどくさいので寝てしまった。




その5へ続く、、
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by KeN-ArItA | 2011-09-23 21:02

本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅【3】

 子どもの頃から釣り好きだった。
学生として岩手に移り住んでからも、三陸の海をよく釣り歩いたものだ。
ここ下北半島にも『合宿』と題して、音楽サークルの後輩達を連れて来たことがあるのだ(釣りばかりで音楽は一切やらなかった)。

 それが上京してから10年。
忙しさや貧血、金欠に追われ、釣りなんて忘れてしまっていた。

 今年の旅はどうしても東北に行きたかった。
仲間達にも会いたかった。

 それならば懐かしの盛岡でライブもやろう!
 それならば五能線にも大湊線にも乗ろう!
 それならば釣りもやろう!
どうせ釣るなら大物を狙おう!

これが今回の旅テーマの原点である。


 さて、時は今。話を戻そう。

 大物の引きを感じたありけんは、ついに記念すべき1匹目を釣り上げたのだ!



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【魚は太陽の中にいる】



 はぁ、もう、楽しい。
なんて幸せなんだ。
今のうちに噛みしめておこう。



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【怒ってる、、】



 おしい、、
トラフグであったか(普通のふぐ。10センチ。食べると危険)。

 しかし!その後も竿先は鳴り続ける。



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 おしい、、巨大ヒラメであったか(小さいカレイ)。

 
 遠投して竿を置いている間に、もう一本の竿でテトラの中を探る。
そう、タッピーの出番である。


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 キター!!
アイナメ(北の方に多く生息する根魚。お刺身などとてもおいしい)
懐かしいなぁ、、。

 タッピーはこの後も2匹を誘い出し、根がかり(テトラに針が引っ掛かって糸が切れる)して短い寿命を終えた。

 今回は2メートル以下の魚は全てリリースすると決めている。
バカである。



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【写真10 No,3 小アジ釣りま専科】



 防波堤のとったんで一人大騒ぎしているところへ他の釣り人が。
くそー、おれのシマを荒らしにきやがったな(みんなの海である)。
しかもこんなとこまで車で入ってきやがって、(入って来ていいなら自分も入ってきたかった)。

 どうやらおっちゃん達は小アジ狙いのよう。
引き上げるサビキに早速キラキラと小アジが踊りはじめた(9月は小アジ小サバの季節)。

 …フン…小物じゃないか(楽しそう)
おれもサビキ持ってくればよかったな、、。

「おー、サバもまじっとるじゃ」

 なにー!サバ?
くそー、見てろ!こっちは4メートルのサバを釣り上げてやる。


 突然、なにか釣れるか?と小アジのおっちゃんが聞いてきた。

「いや〜、もうぜんぜんっすよ〜
 サビキ、楽しそうですねぇ」(小者)

 あぞこいら、よく釣れるぞ(小アジのおっちゃん)

 おっちゃんにお礼を言って、さっそく投げてみる。



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【なんでも釣れる】
キター!タラバガニ!!(ワタリガニ)



 さあ、想像してごらん。
深いエメラルドグリーンに清んだ海の底。

 イソメ君に食い付いた魚が暴れ回る。
必死に逃げようとする魚はもがけばもがくほど臭いを撒き散らしてしまう。
『臭い』は『匂い』に変わり更に大型の魚を誘き出す。

 夜のバーカウンターで鈍く光る黒いヒールの先と、エスカーダの香りに誘われて寄ってくる男達のように、大物マグロが集まりはじめた。

 そうとは知らずそろそろ飽き始めたありけん。



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【はぁ、気持ちいい】
小さな灯台に竿を立てて待っている。



 ありけんは大自然の中、次第に夕焼けへと変わってゆく西空を見ながら幸せに溢れていた。
 ありがとう、魚達。
 ありがとう、海。
 ありがとう、下北半島。


 そのとき、弾けるような鈴の音に跳ね起きたありけんは竿を掴んだ。

 うおおー!
なんだこの引きは、、

 その場の緊迫した戦いをリアルに伝えたいので、ここからは一気に見流していってほしい。



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うおーーー!


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ていっ!


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行けーー!!


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はっ!!


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へい、お待ちー


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終了〜




 すみませんでしたー。
やっぱり防波堤からマグロなんて無理でした。


 車に乗り込む前。
 海に向かって、礼!
 ありがとうございました!




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【むつ市のホテル】
次の日の準備をして、計画を紙に書いてから寝ないと落ち着かない。



 2日目の宿泊は、むつ市の温泉のあるホテル。
『斗南の湯』はぬめりがあって、ありけんの一日の疲れは地面に沈んでいくよう。
はぁ、幸せだ。。
楽しかったなぁ。

 親子連れの子どもが父親に聞いていた。
「ねぇお父さん、泳いでいい?」
温泉で泳いじゃダメなんだよと優しく諭す父親。
心温まる教育シーンである(@露天風呂)。
注意されつつもそれとなく泳いでしまう少年に、ありけんも父親もつい笑ってしまう。

 親子連れが上がると温泉はありけんだけになってしまった。

 …

 バシャ!バシャー☆

 温泉はね、誰もいなければ泳いでいいんだよ。


 明日はライブだ、、。
これまた楽しみだ。
とりあえずたくさん寝よう。
そしたらステージだって大丈夫さ。

「おれはお前を信じてる」
「おれだって、お前を信じてる」(バカ)

 ありけんは幸せなまま、どこまでもベッドに沈んでいった。



 その4へ続く、、



【本日の後記】
 マグロのオブジェは大間崎にある有名なものだ。
観光客が見守る中、一人でタイマー撮影した様子を想像してほしい。
撮影後そそくさと去ってゆくありけん。
露店のおばちゃんも怪訝を通り越して、マグロのような目をしていた。
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by KeN-ArItA | 2011-09-17 07:04

本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅【2】

 旅先ではぐっすり眠れない、、。
 枕が変わると眠れない、、。
そんな話はよく耳にする。
しかし、へたへたに疲れていればそんな問題は問題にならないのだ!
ぐっすり眠ったありけんの体力インジケーターは、90%まで回復した(スタートは15%)

 昨年偶然、同じホテルに宿泊したという後輩が言っていた。
有田さん、あそこの安ホテル、幽霊出るから気をつけた方がいいですよ、、。
出たかもしれないが気づかなかった。

 旅二日目(9月1日)、よい朝だ。
よーし、絶対素晴らしい一日にするのだ!



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【通学列車に揺られて】
青い森鉄道(青森〜八戸間)はちょうど通学列車。
地方は車社会なので、朝の電車はもっぱら学生ばかりになる。
懐かしい感じ。




 青い森鉄道で野辺地(のへじ)まで行き、大湊線(おおみなとせん)で下北半島を北上する。
 学生の頃、このひたすら真っすぐに続くうねりのある海沿いの道を車で駆け抜けた。
こんなに真っすぐに続く道があることを知って大きく感動した。
途中、車内にハエが入ってきて目の前を飛び回るので、それを追い払おうとして縁石に乗り上げてしまった(時速80キロ。無事だった)。
 そんな素敵な道と並んで走る『大湊線』に一度乗ってみたかったのだ。
小さいけど、夢が叶った。
幸せだ。



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【北海道&東日本パス】
普通列車が7日間乗り放題で10000円なのだ。
いつもは5日間なのだけど、今年は特別7日間。
しかも自動改札が使えるので気軽に出入りできて便利。
やるじゃないかJR。
さあ、みんな北国へ行こう!




 9:30、大湊駅でレンタカーを借り、釣具屋で道具一式を購入したありけんは、大間崎へ向けてアクセルを踏み込んだ。
 この日のために作成してきたオリジナルCDを流すとテンションはさらに上がってきた。
このCD、世界の名曲から有田健太郎(明日に風が吹くならば)まで入っているので油断できない。
 やがて、開け放った窓からやがて右手に海が見え始める。
そして流れてきたのはまさかの『ネバーエンディングストーリー』。

 うおおおーーー!!
アトレーーイユ!(なぜかファルコン役)。

 もう、一人で大騒ぎ。
ファルコン(ぶさいくなゴールデンレトリバー似のドラゴン)が国道279号を駆けてゆく。



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【大間崎】



 ついたー!!
 むつ市から1時間ほどでついに本州最北端の地『大間崎』到着。
彼方に見える陸地は北海道。
空は重い。
大物が釣れるよい空だ。
潮の流れは見ていて分かるほど速い。



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【マグロについて知っておこう】



 だいたいマグロなんてそう簡単に釣れるの?
そうお思いの方も多いのではないだろうか。

 上の写真を見て気になる点が2つある。
まず、4メートルにもなるということ。
そして、サバ科であるということ。
 まとめると、4メートルのサバである。
そう考えるといけそうな気がしない?



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【ありけんリムジン号】
早く釣りがしたくて焦ってる心境が見てとれるひどい駐車である。



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【写真10 No,2 あやちゃん号】
呼び止められ買うはめに。
だけどこのタコ足、すごくおいしい。




 大間崎のあやちゃん号でタコ足をゲットしたありけんは防波堤へ向かった。
いよいよ男の勝負が始まるのだ。



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【本日の釣りセット】
注:貝柱は魚のエサではなく、ありけんのエサである。



 ダダーン!! 釣りセット〜

 完全にカレイ、アイナメ狙いだろ!という声が聞こえてきそうだが、まあ作戦を聞いてくれ。

 作戦A:イソメ(海のミミズ的存在)で中魚を釣る
 作戦B:針にかかって海の中で暴れる中魚にマグロが食い付く
 作戦C:マグロを釣り上げる

 ロト6級ではあるが完璧である。



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【タッピー】
半信半疑で買ったこのブラー『タッピー』(名前でやられてしまった)。
この後、まさかの活躍を見せる。
ブラーとはテトラの間や岩のありそうな所に落としこんで、根魚(ソイやアイナメ)を釣り上げる
『攻めの釣り』である。
これを買う時点で完全にマグロから遠ざかっている気もするが、、。



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【竿先の鈴がなればよいのだ】



 イソメを付けた釣針を、錘をつけておもいっきり遠くに投げておく。
魚がかかったら竿先の鈴が鳴るという仕組みである。
魚がエサの近くを通らなければ釣れない。
こちらはブラーと違って『待ち』の釣りである。
 遠投した竿を置いて、さあ昼ご飯だ!



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【クーラーボックスには、、】
マグロ丼の前にまずは牛丼!
もはやエサも食料も全て同じクーラーボックス。
左にあるのがイソメ君(ミミズがかわいく見えるくらいグロイ)。
それにしてもパン、ぐちゃぐちゃだな、、。




 食べながらも竿先は気にしてなければならない。
いつ鈴がなるか分からんけんね。

 …はやく釣れんかなぁ、、



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【外海は荒い】
防波堤と言えど数トンのテトラは10m向こうまで複雑にかみ合って沈んでいる。
波も荒く、水深もかなり深い。
こりゃぁ、、いるな。




 重たかったはずの雲の合間から日が差し込んで来た。
おおー、やっぱり日射しはいいねぇ〜。

 その時である。
竿先の鈴が鳴った!!
ありけん、急いで巻くのだ!



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 うおおー、なんだこの引きはーー!!
マグロか、、サメか、、サバか、、



その3へ続く、、
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by KeN-ArItA | 2011-09-13 21:33

本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅【1】

 列車は知らない町に向かって再びゆっくり動き始めた。
初めて訪れる町では新しい自分でいれる。
それも旅の魅力の一つ。
できるだけいい自分でいるのだ。

 網棚の上には鞄とギターケース。
4人席に伸ばした足と少しの食べ物。
ヘッドフォンと時刻表、携帯電話もね。
そして窓際にはやっぱり、僕さ。



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【津軽半島 五能線】



 毎年、夏の終わりに旅に出る。
旅行ではない、旅だ!
では『旅行』と『旅』の違いは?
それは気合いが入ってるか入ってないかの差である(絶対うそ)。

 4泊5日の旅には自ら指令を設けている。
かなり大変だけど、思い出がぐっと深まるので今年も欲張ってしまった。

【旅の指令】

(その1)津軽半島『五能線』を各駅停車で駆け抜けろ→快速や特急列車は使用禁止。

(その2、3)友人いとうちゃん、かよこと落ち合え→釜石のいとうちゃん(学生時代の寮仲間)、弘前のかよこ(学生時代のバンド仲間)と再会せよ。

(その4)本マグロを釣り上げろ→下北半島大間崎で大物を釣り上げろ。

(その5)ライブで盛り上げろ→盛岡で活躍しているバンド仲間「すがわら企画」、ソロライブで目指せ大爆笑。

(その6)写真10(しゃしんてん)→知らない人のベスト写真を10枚撮影せよ。

(その7)旅中1曲→5日間の間に1曲仕上げよ。


 おいおい、こんなにたくさん詰め込んで大丈夫なのか?
まあ、楽しく行こう!




2011年9月『本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅』




 始発で羽田空港に向かい、8:30、秋田北空港に降り立ったありけんは連日の睡眠不足も加わって相当眠かった。
 鷹の巣駅(奥羽本線)にリムジンバス(スコップなんかも乗っているマイクロバス。客は2人)で乗り付けたありけんの旅は、動き始めた列車と共にようやく目を覚まし始めた。

 さあ、絶対楽しい旅にするのだ!
 
 今日の指令は2つ。
・五能線を制覇しろ(各駅停車で)
・学生時代のバンド仲間かよこと落ち合え

 楽勝である。



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 【ずっとこんな感じ】



 およそ秋田から青森まで津軽半島を回っているのが五能線で、その運行本数も壮絶である。
その中に1日に2、3本『リゾート白神』という観光用の快速列車が走っている。
快適なシートで、絶景ポイントでは速度を落とし、津軽三味線の生演奏なども披露してくれるとか。
500円プラスで乗れて、いたれり尽くせりで素晴らしいじゃないか。
 ふざけるな!!
ゆっくりだから見れる風景や出会いがあるのだ!
ありけんはあくまで各駅停車で行くのだ!

 でもキングオブローカル線をなめてはいけない。
深浦駅で5時間待ち、、。



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【深浦駅】




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【深浦駅前は、すぐ海】



さあ散策だ。



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【海彦山彦定食(うみひこやまひこ定食 1500円)】
定食屋『セイリング』
駅近くの食堂とあって期待はしていなかったが、これは大満足!
メバルの唐揚げにサザエのお刺身、自家製イカの塩辛、裏山のミョウガ、、。
全部この土地でとれたものだそうだ。
いい風に期待を裏切られてしまった。
ごちそうさま!



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お腹いっぱいになって元気が出てきた。



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【いい橋だ】



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【撮影失敗】
カメラのタイマーをセットして、橋の上に乗ったところで車がやって来て、急いで降りて何げない風をよそおうありけん。
右手の人差し指が寂しげ。
気の小さい男である。



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【深浦のおじいに捕まる(写真10 No,1)】
地元の温泉があると聞いてそこへ向かう途中、おじいに呼び止められた。
10代にして大東亜戦争に志願して、シンガポールで敗戦して捕虜になったそうだ。
その全く同じ話が3回目にさしかかった時に、ちょっとまった!と撮影。
その後、3回目を聞きおえる。
ちなみに「どこから来た?」は6回聞かれた。

深浦は『風待ち港』だそうだ。
その昔、北海道と大阪を結ぶ船が嵐にあった時にこの港に停泊して風を待ったという。
じいちゃん、いろいろありがとう!
お元気で!!



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【いい空だ】
台風が接近してるとあって雨予報だったが、降らないのだ!




 結局温泉は見つからず(じいちゃんに聞いた道は、やはり間違っていた)、駅に戻ってテトラでギターを弾き始めた(ライブのリハ)。
 しばらくするとパラパラ雨が落ちてきたので、これはいかんと駅に戻ったのが16時。
次の列車は17:08。
おいおいまだまだあるよ、、。
待合室でぼーっとよい時間を過ごす。

 ここでありけんは一つのことに気づいた。
16:35に噂の『リゾート白神』がやってくるのだ。
疲れて眠たくなり始めたありけんは、快適シートに憧れ始めた。


 おい、、お前まさか快速に乗るつもりじゃないだろうな。

 いやいや、乗らんよ(笑)だってローカル線の旅だぜ。
それにさっきあんなにバカにしたじゃないか。

 じゃあなぜさっき駅員に「指定券いくらですか?」って聞いたんだ?

 いやいや、聞いたからって乗るとは限らないじゃないか。
でもさあ、、特急や新幹線とは違って快速はありなんじゃないかな。
それに500円って、安くない?

 おまえ、、まさか、、
なんて意志が弱いんだ。そんなことだからライブで集中力が途切れることがあるんだろ!!

 ちょっとまて、、快速とライブは関係ないだろ!それに旅先でライブの反省会はなしだ!!


 旅先で、自分同士の喧嘩はつきものである。
さあどうするありけん、指令は、、。



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【リゾート白神。4人シート】
指令その1、失敗に終わる。

もちろん2人掛けシートの方にしたけど、このシートだったら一人で座ってると寂しくなるだろう。
車内はガラガラ。
こりゃいいわ。
駅弁まで食べる始末。



 この後は青森で、学生時代のバンド仲間『かよこ』と再会するのだ(指令その2)。

 かよ子とは、学生の頃『リンドバーグ』のコピーバンドを組んでいた。
もうずいぶん古い付き合いで、久しぶりの再会をお互い楽しみにしていた。

 しかし!
かよこのやつ数日前に名古屋に引っ越して、いなくなっていたのだ。
2ヶ月も前から約束してたのに、、さすがである。
 いきさつは聞いている。
みんないろいろ大変なのだ。

 気にするな、名古屋でまけるな!
元気にしていてまたどこかで会おう!
 


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【リゾート白神から岩木山】



 快速に乗ったため予定より早く青森駅(19:35)に着いたありけんは、駅前の安ホテルにチェックインした。
 明日はいよいよ『指令3』マグロ釣りだ。
釣りは久しぶりだ。楽しみだなぁ。

 起床は5時と早い。
準備を済ませるとすぐに眠りに落ちていった。



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【深浦にて】




その2へ続く、、
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by KeN-ArItA | 2011-09-10 23:07

当たりかハズレかバースデー

 家族の誕生日にはそれぞれ電話をすることにしている。
しかし毎年、妹の誕生日だけが9/6だったか9/9だったか分からなくなる。
 メモしてればいいやんか!と言う声もきこえてきそうだが妹の誕生日くらいはメモせずに覚えておきたいものである。
それに毎年恒例になってきているこの迷いが楽しみになりつつあるのだ。
確か去年は当てたが一昨年ははずしたような気がする。

 9/6か9/9かが分からなくなるのには訳がある。
弟の誕生日が6/9で母の誕生日が9/18なのだ。
3の倍数、6の倍数、9の倍数と入り乱れている。
ダヴィンチコードもびっくりである。
その間にある妹の誕生日が分からなくなるのも無理はない。

 今日は9/6。
先ほど思い切って電話してみた。
探るような会話なんてしない。
潔く頭から「おめでとう!」これが兄からの愛だ。

 しかし、今年ははずしてしまった。
9/9だったのだ。
寝がけに起こされた、まだ少しでも年をとりたくない年頃の妹は、早く年が増した気分になったとブーたれていた。

 ここで誕生日をメモしたり覚えようとしてはいけない!
来年の楽しみがなくなるからね。

 それでもわりと話した後、元気でねと終えた。
ありがとう妹。
早く結婚しろよ(これ言うと怒る)
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by KeN-ArItA | 2011-09-06 23:02

帰って来た!!

 8/31から出ていた旅から無事に帰ってきたよ。
旅中出会ったみんな、ありがとう!

 さて、マグロは釣れたのか?
 曲はできたのか?
 ライブは成功したのか?
 友人と再会できたのか?
 写真10は??
レポートは後日、少しずつ上げていくね。

 まずは写真展。


e0071652_238583.jpg
【水の国、遠野を行く】
緑の大地を列車は行く、ぼけーっとしたありけんを乗せて。
こんな時間が好き。



e0071652_2175941.jpg
【窓際ビュッフェ】
各駅停車の旅はこういった食事が多いのだ。



e0071652_2193581.jpg
【夏が行く】
いい空だ。



e0071652_2391042.jpg
【おじいにつかまる】



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【下北半島にて。大物が釣れた時のポーズ】
ということは、、



e0071652_21104924.jpg
【先客】
やっぱりそこよね。



e0071652_239510.jpg
【津軽半島、深浦にて】
次の電車まで5時間近く、、
曲を作るのだ!



e0071652_21161310.jpg
【夕陽を背に、岩木山】



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【青森駅にて寝台特急『日本海』(大阪行)と『リゾート白神』】
かっけーなぁ。



e0071652_21161759.jpg
【見知らぬ駅でさまよって、一休み】
いい橋だ。



e0071652_21182685.jpg
【灯台にセットされた2本の竿】
魚がかかったら竿先の鈴が鳴る仕組み。
釣りタイム終了は近いぞ。
さて、釣果は、、?
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by KeN-ArItA | 2011-09-04 23:23


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