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ありけん日記


有田健太郎の日記、エッセイ、フォトギャラリーです
by KeN-ArItA

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紅葉が泣ける訳

 ベランダの鉢植えたちの中に『カポック』という小さな木がある。
買ったときは葉っぱが2枚だったのに、少しずつ増えて『木』らしくなってきていた。
 しかし、ある夏の日差しの強い日、よかれと思い外に出してあげたのが失敗だった。
いつも直射日光を受けないカポックにとっては強すぎたのだろう、その日以来若葉が枯れ始めたのだ。
徐々に枯れてゆくのが痛々しい。
やがて最初にあった2枚の葉っぱと新芽1枚を残して他はすべて枯れてしまった。

 このまま枯れてしまうのだろうかと残念に思っていたある日、付け根に2ミリほどの突起を発見した。
それは日に日に少しずつ大きくなって葉の形になってきたのだ。
感嘆のため息である。
朝晩と霧吹きをするのだけど、「わーい」という声が聞こえてきそうだ。
また少しずつ葉をつけてくれればいいな。


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 肉や魚をはじめたくさんの生き物、みな目一杯生きているのもを食べるわけだから食事の前には『いただきます』と心を込めるようにしている。
しかし自分、実は植物に対してはあまりそうは思ってなかった。
草木も同じ生き物、たった1枚の葉っぱだって目一杯大きくなろうとしてるのだ。
これからはサラダを食べるときも、ありがとうと思わなければいけない。


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【キンモクセイ】

 これから紅葉の季節。
芽吹いてから虫にも食べられず、台風や雨、強い日差しや病気にも負けずに本木に栄養を送り続けた葉っぱたち。
それらが、それぞれの命を全うして今、散っていこうとしている。

「私は生きた」

ぷっと離れてハラハラ落ちてゆくとき、そういうつぶやきが聞こえてきそうだ。

 その星数のようなこだまが山全体に響き渡る。
だから紅葉の中に佇むと涙が出そうになるのかもしれないね。

 今年の晩秋は、そんな葉っぱたちの命を感じながら街を歩いてみよう。


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【西高東低へ移りゆく】
ある日。
西から東へと大気が流れてゆく。
きっと明日は寒くなるよ。

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by KeN-ArItA | 2011-10-29 13:01

6:19発渋谷行 メンバー紹介(9月メルマガコラム掲載)

 朝のラッシュが苦手なので早い時間に出るようにしている。
そうすると座れるし、ちょっとした作業もできる。
さらに、喫茶店でよい時間も過ごせるのだ。

 ここ1年半は朝派のありけん。
よく利用するのが6:19発、副都心線直通渋谷行、前から2輛目の3番ドア。
人間には慣性の法則がある。
この座席付近では、いつもの馴染みが顔を合わせる。

 いつも真剣に勉強しているのは、専門学生風の彼女。
開いている本の表紙とぽっちゃりした体型からパティシエ志望だとわかる。

 よく向かい合わせになるのが同じ年くらいのサラリーマン。
最近スマートフォンに変えてからはめっきりその操作の習得に夢中だ。
おっとり、面白い顔をしているこの人とは友達になれそうな気がしている。

 二人並んで座るのが受験を控えた女子高生。
勉強を始めるのだが、3駅も行けば二人ともつっぷして寝てしまう姿がかわいらしい。

 そして、6つ目の駅で乗車してくるのが、最近髪をばっさり切ったOL。
彼女は必ずガムを噛みながら乗ってくる。
彼女が乗ってくる頃に空席はないのだけど、彼女は練馬駅でわりと人が降りることを知っている。
いつの間にかうまいこと座っている。
そして座ると一駅も経たないうちに気持ちよさそうに眠ってしまうのだ。
 しかし、たまに運悪く座れなかった時の彼女の落胆は分かりやすい。
誰が見てもがっくりとなる。
それでもつり革に体重を預けたまま、ゆらゆら寝てしまうのである。

 眠った彼女はすぐに頭を投げかけるので、左右どちらかの人は彼女の頭の重さを感じたまま渋谷まで行かなければならない。
きれいな顔をしているのに寝姿が豪快な彼女は、きっと買い物好き。

 ある日、そんな彼女がありけんの隣に座った。
ドキドキした。

 すぐに眠りへと落ちてゆく彼女の頭は、寄せては返しながら引いてゆく潮のよう。
やがて自分とは反対の男性の方へ沈んでいった。
少し残念だと思った自分に『おやじ』を感じるありけんも、やっぱり6:19のメンバーなのだ。

 さて、今日は休み。
6:19はいつもと変わらず、たくさんの夢や希望や眠さや人生を乗せて渋谷に向かっただろう。





【有田健太郎『けやき通り、晴れ』2011/6/21 @恵比寿天窓SWITCH】
iPhoneにはたくさんの音楽を入れている。
その中に『ありけんベスト』というオムニバス(60曲くらい)を作っていて、それをよく聞いている。
この曲はその中にも入れられているのだ。
2005年作だけど、最近ライブでもよくやっている。
心地いいんだ。



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【その日は『朝モス』】
最近のモスバーガーは、ナチュラルをテーマにしているよう。
安いわりに雰囲気がよいのでわりと好き。
写真はホットドックセット(コーヒー付きで300円)。
よい朝だ、きっとよい一日になる。


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by KeN-ArItA | 2011-10-21 01:11

本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅【フォト展】


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【時に車窓は映画フィルムのよう】
遠野を行く釜石線『快速はまなす』にて。



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【辿り着いた町で立ち止まり、見上げる】
津軽半島五能線、深浦駅で5時間の待ち。
町散策。



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【昔話をありがとう!】
おじいに呼び止められる。
話はエンドレス。



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【旅は続く】
4人席では足を伸ばして。



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【大間崎にて、マグロを待つ】
ありがとう、下北半島。



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【ギターも持ってゆく】
ライブもあるし、旅中1曲もあるけんね。
気分のいいその時に弾くギターは最高なのだ。



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【暑い日】
まだまだ夏の一日。
汗だくありけんはそれでも散策に出かける。
五能線深浦にて。



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【ナイススマイル!】
盛岡市内にて、若者達の声が元気に響く。



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【それでも行く!】
列車はまた、知らない町に向けて走り始める。



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【座りたくなる石】
そりゃ、座るよ。
緑が気持ちいい。
五能線深浦にて。



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【それでも花咲く】
釜石にて。



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【幸せいっぱい】
笑顔いっぱい。
釜石の友人いとーちゃんと再会を果たす。
また会おう!



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【多分、旅は終わらない】
釜石線にて。



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【ほっ!】
大間崎にて。




みんなありがとう!!
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by KeN-ArItA | 2011-10-17 20:34

今日は休み!

 今日は久しぶりの休みだ!
いろいろやるし、ゆっくりもするのだ。


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【一夏でずいぶん成長した鉢植え達】
クローバーなんて完全にはみ出している。


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【いびつだけど四葉も混じってる】
きれいに開けばいいのに。
こりゃあ、ちょっといいことあるな。



 毎日欠かせない柔軟体操を終えてシャワーを浴びて、ツイッターで通りすがりの仲間達に突っ込みつつ鉢植えに霧吹きする。
 わーーい!
鉢植え達の声が聞こえて来そうだ。



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【買い過ぎ、、】
パニーニとクリームパンを買ったのだけど、店を出る時にトゲパンに気づく。
誘惑に負けてまた並びなおしてしまった。
ん〜、おいしそう。



 休日の朝は、向かいのパン屋さんへ行く。
コーヒーとノラジョーンズとパンで、スペシャルよい朝だ。



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【盛岡からプラズマン】



 一昨日、盛岡ライブの時にお世話になった菅原のバンド『プラズマン』がレコ発ツアーで東京にやって来た。
ポップでとても素晴らしいステージだったよ。
 会場では学生の頃の先輩(溝口さん)や古い仲間とも再会できた。
 溝口さん、相変わらずギターはうんと弾いているらしい(笑)
恐ろしく相変わらずな雰囲気に、さらに嬉しくなってしまった。

 菅原、お疲れ!
 また会おう!


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【秋進む】
ハナミズキの実は下からでは見えにくい。
なぜだろう。
写真は歩道の上から見下ろしたもの。
街にも紅葉はやって来る。


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【秋晴れ日本橋】
できたよスカイツリー!
あのね、でっかいよ!



 雨が上がった。
昼間は少し窓を開けてると心地いい感じ。
いよいよ紅葉の季節になるね。
さあよい季節、よい時間を過ごそう。
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by KeN-ArItA | 2011-10-15 11:52

本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅【6】

 列車の窓に映る世界は映画のフィルムのよう。
線路のサビや汚れでうっすらと白く霞んだガラスが、時にそう思わせることがある。
そんな贅沢な時間がやってきたら、ぼーっとしよう。



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【遠野を行く釜石線】



 2011年9/4(日)〜旅5日目(最終日)〜
 釜石から遠野まで代行バスに揺られたありけんは、再び列車の旅を始めた。
今日は釜石→東京と、かなりの移動距離なのだ(各駅停車だから)。
 去年は福島をこえたあたりで疲れ果て、グリーン車を使ってしまったので今年はなんとしてでも各駅停車で家まで帰るのだ。



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【写真10No,5やっぱりそこよね】
特等席には先客がいるものだ。

ローカル線では、ワンマンカーが多い。
3両編成であってもドアは一番前しか開かない。
そこでバスみたいに切符やお金を入れて降りるのだ。
なぜなら、田舎の駅に駅員などいないから。


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【写真10No,6 好き勝手に待つさ】


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【花巻駅にて】
宮沢賢治の里、花巻。
古い民家の多くは、北側に木々を植えている。
地吹雪の厳しさと風向きが伺える。
車窓は、田園の中ポコポコとこんもりした小さな森に包まれた民家を映し出す。



 東北本線に乗り継いだありけんは、南下を始める。



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【写真10No,7好き勝手に座ればいいのだ】
ここに来て、人物写真が増えてきたのにはわけがある。
指令6の知らない人のベスト写真を10枚撮影せよという『写真10(しゃしんてん)』がぜんぜん進んでないのだ。
うーん、いかん、あと3枚は必要だ。
なんとかせねば、、(本来こういうものではない)


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【乗り換え時間は長い】
JRではジャンクションシティーとなる一関。
ここでは乗り換えでしばらく停車するのでいつも買い物をする。

一関には思い出がある。
盛岡で音楽活動をしていた頃に、よく見に来てくれたお客さん達がいた。
ライブバーに呼ばれたこともあった。
みんな暖かくしてくれたので、自分にとってこの土地はとても暖かいイメージなのだ。
地震以降メールが届かなくなってしまったけど、みんな元気にしているのかな。
動き出す列車の窓から西を見て、礼。
どうぞお元気で!



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【こういうの好き】



 もちゃもちゃと乾物を食みながら、宮城へと入る。
仙台では急遽、高校の同級生と会うことになった。

 偶然とはあるのもだね。
高校の同級生は数年前に仙台へ移り住んだ。
そこで出会って友人となった人物が、ありけんの先輩だったのだ(大学のサークルの先輩)。

 「そういえば高校のとき、私の友達で盛岡の方に行った友達がいたな」
何かの拍子でそう言ったらしい。
 「そう言えば、学生の時に福岡から来た後輩がいたな」
へぇー、、と突き詰めてみたらありけんだったらしい。
北と南なのにすごいよね(笑)

 さて、仙台駅で11年ぶりに再会する同級生。
やー、やーやーやー!
相変わらずさにお互い笑ってしまう。
1時間程だったけど食事をしてたくさん話して笑った。
今度は、たく先輩とライブを見に来てもらわねば。

 時間の流れを行ったり来たりと素敵な時間をありがとう!
また会おう、元気しときーね!



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【線路は続いている】



 仙台から福島までは左側に座るようにしている。
高原から福島の町がとてもきれいに広がって見えるのだ。

 飽きのこない車窓の横で、ノートを取り出して焦り気味なのがありけん。
そう、指令7の『旅中1曲』である。
 これは5日間の間に1曲仕上げよという課題なのだが、去年も最終日にバタバタとなってしまった。
だって、作る時間が、、
いや、言い訳はなしである!
この勢いで集中すればきっと短い時間でもいい曲が書けるさ。

『写真10』に『旅中1曲』と追い込まれるありけん。
まるで夏休み最終日、遊び過ぎた子どものようである。



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【頑張れありけん!】
新白河駅で奮闘中。
テーマは決まった!
頑張れ!


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【写真10No,8】
きれいな人。
とある駅できれいな女の人を見つけた。
すみません写真撮らせてもらってもよいですか?
ええ、わたくしでよかったらどうぞ。
って、ダメー!!
ありけん、写真10に苦しむ。



 だいたい、無理に撮るもんじゃないだよ、人物写真なんて、、
撮りたい時に撮る!これがベスト写真じゃないか。

 おまえ、またそうやって逃げるのかよ。

 うるさーい!バカー!



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【夕陽がきれい】
こんな時は、とりあえずペンを置いてぼーっとしよう。



 各駅停車の旅最終日は、福島を越えてからが最後の山場だ。
5日間の旅の疲れと長い移動時間で、お尻が痛くなってくるのだ。

 どうにか最後(家)まで特急などを使わずに各駅停車で行きたい!
いや、もう特急に乗ってしまおうよ、、。

 例年の葛藤が今年もやってきた。

 旅1日目の五能線でも負けてしまったしね(指定席に乗った)。
最後くらいは頑張ろうぜ!おれ!



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【はい、まけー】
新白河でダウン。
大宮まで東北新幹線で飛ぶ。

あー、今年は負けばかりじゃないか。
いや、家に早く帰ってさ、新曲をプロデュースしたいんだ!(ありけん:談)



 大宮で新幹線を降り、武蔵野線、西武線と乗り継ぐありけん。

 楽しいことや連休の終わりは、明日からのことを考えてしまうので寂しい。
 自分はそんなふうに思わない。
これで、明日からまたやれるのだ!(ごめん、ほんのちょっと思うかも)

 自分は日々、旅と変わらぬテンションで生きたいと思っている。
ライブもさして変わらぬテンションで臨んでいる。

 日々が人生。
何かの本が言っていた。
そう、今日が繋がって人生になるわけだ。
だから毎日、旅の一日のような心持ちでスタートするのだ。
そしたらきっと旅のような人生になるだろう。

 といっても、落ちる時は落ちるよね。
その時は、しばらく落としておけばよいと思う。
大切なのはいつかまた立ち上がって、進むことだ。



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【トンネルの出口はきっとある】



 今回の旅は、たくさんの仲間と再会できた。
いろんな話や、強くやさしくなった表情を見て『生きてゆくのって大変』という言葉が浮かんだ。
 みんな一緒、生きて行くのって時に辛く、やっぱり大変なんだね。
だから、楽しい時にとびっきりの幸せを感じれるんだね。
 最高の笑顔をありがとう!
楽しかったね。

 旅の中では完全に仕上げることができなかった曲も、『なんとか生き抜いてまた会おう!』ってテーマで仕上げたよ。


 思い出の場所は、そこで誰かが思い浮かぶ場所だった。

 今回の旅は、各所で暖かい気持ちになれた。
会えなかった仲間や、疎遠になった仲間達もたくさん思い出してやっぱり暖かい気持ちになれたよ。

 ありがとう!
これからも暖かく思える場所をたくさん作れるように生きてゆくよ。



 帰宅ラッシュの西武線のドアはいつものように閉まった。
動き出す列車の窓には、僕さ。



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【大間崎にて】
釣り上げたカニを持ってタイマー撮影しようとしたとろ、カニが落ちてしまい、
それを拾おうとしているうちにシャッターが下りた絵。




2011年『本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅』

おしまい。





■旅の評価

指令1:津軽半島『五能線』を各駅停車で駆け抜けろ→×(指定席座った)

指令2:学生時代の友人かよ子と再会しろ→×(急に名古屋に引っ越しやがった)

指令3:学生時代の友人いとーちゃんと再会しろ→○(ハッピーな時間をありがとう!)

指令4:本マグロを釣り上げろ→×(無理!)

指令5:ライブで盛り上げろ→○(みんな盛り上がったよね?ありがとう!!)

指令6:写真10(しゃしんてん)→×(今回あまり知らない人と出会わなかった、、)

指令7:旅中1曲→△(できたが、ばらしてまた作りなおした。でもすごくいい曲になったよ!)


■通過都道府県
秋田→青森→岩手→宮城→福島→栃木→埼玉→東京

■総合評価→まー、いいか。




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by KeN-ArItA | 2011-10-11 22:58

昨日の敵は今日の味方

 9月はそうとうバタバタとしていた。
まだ旅日記も仕上がってないし、、。
 次回ライブも、いつものメンバーえんちゃん(えんどう光豆:ベース)が都合お休みとなり、代わりにしげ(穂坂亜紀夫)との共演となっている。
それでいて新曲(旅中1曲の曲)もやるつもりなのだから、資料作りも大変だ。

 しげとは6年ほど前からの付き合いだ。
『東京おんりいわん』という、4つのライブハウスが各代表アーティストを選出して、半年ほどぐちゃぐちゃに切磋琢磨し合うというイベントがあった(今もある)。
 しげが参加していたバンド『デージー』と自分はそれぞれライブハウスの代表に選ばれ(ありけんは、当時お世話になっていた西荻窪ターニング代表)、その時期恐ろしく対バンしたのだ。
対バンというより完全にバトルだった。
 今となってはいい思い出で、応援してくれた人達や関わってくれた人達に改めて感謝している。

 当時、しげとはお互いあまり気が合うとは思ってなかったので、メールの交換すらしてなかった。
 しかし、昨日の敵は今日の味方。
お互い長く続けていると、しゃべらなくても仲間感は強くなるものなのだ。

 10歳程年下のしげ。
はっきり言って何を考えているのか分からない。
それに思い返しても深くしゃべったこともないような気がする。
そもそも、『穂坂亜紀夫』がなぜ『しげ』と呼ばれているのかも疑問である。
ただ、たくさん対バンしただけにプレーだけはよく知っている。

 よい意味で好き勝手なイメージの強いしげがどんなベースを弾くかけっこうドキドキだったが、先日リハに入ってすんなりまとまったのには驚いた。
もしかしたら、しげの方もこっちの歌を自分なりに理解していたのかもしれない。
ありがとう。
 まだまだ隠し持っている毒を出してはない感じだが、あと1回のリハでメンバー全員それぞれの味がうまく融合できればいいと思っている。

 今回はこの4人(ありけん、かずみ、フジッコ、しげ)で全力を尽くす!
代々木のステージを楽しみにしててね。




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【台風直撃】
九州出身の自分からしたら台風直撃なんて珍しくはない!
と言いたいが、19歳で九州を離れて以来の暴風雨だった。

高校の頃、いつもは学校なんて行きたくないのに台風の日はなにがなんでも通学した。
来ている生徒の方が少ないとテンションが上がった。
帰りに電車が止まったりなんてした日には、もうハイテンションである。

そう、この日のありけんもハイテンション。
さしても壊れる傘なんて最初からささない。
ちょー笑顔で、見事なずぶ濡れで帰ってきた。


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【気象庁HP:暴風雨マーク】
めったにお目にかかれない暴風雨マーク。
これを見てさらにテンションが上がるありけん。
ツイッターで興奮を共有し合いつつも、暴風雨の中、マルエツ(スーパー)へ出かける始末。


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【努力賞受賞】
マルエツにお客は2人(ありけん込み)。
まだ早い時間なのに、たくさんサービスしてもらった。

だけど、中部の方は被害が大きかった模様。
どこで何が起こるか分からないね。
もう、一日一日をめいっぱい生きるしかない。


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【小学生VSありけん】
朝、副都心線内にて、作業をするありけんと勉強をする小学生。
おいおい、小学生の方が字がきれいじゃないか??
いやー、まー、電車の中は本気出してませんから(ありけん談)
本気出して下さい。


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【表参道:朝日の中を行く】
よい季節だ。
心地よさを噛みしめて歩くのだ!


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【懐かしい】
ヤマブドウ。
小学生の頃、これを潰して絵の具にして水彩画を描かさせられた記憶が、、。
そして匂いで気分が悪くなったような、、。
おいしそうだけど食べれないのだ。


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【電話を変えました】
最近ついにPHSから携帯電話へと切り替えたありけん。
iPhoneなのだが、ネットが繋がるのでそちらは圧倒的に便利だ。

だけど、電車の中や空き時間は、ライブセットを考えたり、曲のフレーズや、コラムなどを考えたり、本を読んだりと大切な時間だったので、割り切って使うようにしている。
これは便利過ぎて楽しいので、すぐに時間が経ってしまう。

喫茶店では、ペン仕事!





 今、外は雨。
しっかりしたよい雨だ。

 今日、ハナミズキの赤い実を見た。
秋も深くなってゆくね。

 さあ、よい時間を過ごそう。
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by KeN-ArItA | 2011-10-05 20:40

本州の果て大間崎、本マグロを釣り上げろ!の旅【5】

 旅中の洗濯は不可欠である。
ビジネスホテルのランドリーは、そんな溜まった洗濯ものをやっつけるオアシスなのだ。

 旅4日目(9/3)盛岡市内のホテル、朝9時。
そこにはドライヤー片手に焦って洗濯物を乾かすありけんがいた。
部屋は湿気で飽和状態である。

 

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【こういったサービスは助かる】



 2時間ほど寝たありけんは、ランドリーに乾燥機があるのを確認して洗濯物を放りこんだ。
洗濯は、たまに楽しい。
機械が勝手にやってくれるのだもの。
 しかし、乾燥機が完全に乾燥させるものではないということを忘れていた。
2回も乾燥機にかけたのに洗濯物は生乾きだった。
出発時間も迫る中、ずっとドライヤーをうならせているありけん。

 うー、間に合わない〜

 そう言えば学生寮にいた頃(19歳)、洗濯後に履いていく靴下がなくなり、半乾きの靴下をオーブントースターに入れてぼやを出したことがあったな(バカである)。
おおよそ乾いてきたので、後は電車の中で干すことにして(それもどうか)バタバタホテルを出た。
さい先が危ぶまれるスタートである。

 今日は指令2、釜石のいとーちゃんに会いに行くのだ!



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【ナイス笑顔! 写真展No,4】
通りで募金の学生達に見つめられて、募金するありけん。

「中学生?」(ありけん)
「いえ、高校生です」
「、、ごめんね。がんばってね!」(ありけん)



 『学生達が募金している姿を見かけたら、そこら中にいると思え』
そう言ったことわざがある(ない)。

 案の定、交差点でも別の募金学生達が電線にとまる子スズメのように並んで声かけしていた。
なるほど、信号の前とは考えたな学生諸君。

「募金おねがいしまーす」

「募金おねがいしまーす」

 信号待ちは運悪くありけんしか居らず、学生の視線と声かけは完全にこちらに向けられている。

「いや、おれさっきあっちでたくさん募金して来たからさ」
なんて言ってしまいそうになる(最低である。しかもたくさんではない)。


 途中、学生の頃お世話になったスタジオ(ジャイブ)に寄った。
しかし、予想通り朝早くてシャッターは下りていた。
CDと手紙をシャッターの隙間に置いて、再び盛岡駅へと向かった。



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【駅前ボンボン】
卒業して半年ほどここの焼き肉屋さんでアルバイトをした。
盛岡でも有名な『焼き肉、冷麺』屋なのだ。
まかないが楽しみだったなぁ。
焼き肉屋で稼いで、1階のパチンコ屋で負ける。
すこいシステムだった(バカ)。




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【台風がやってきた】



 朝からさい先が悪いと思ってたらやはり、、。
台風の影響で遠野までしか列車は行けないというのだ。
なんてこった、、。

 しかし、困っていたところにいとーちゃんから連絡があって、遠野まで迎えに来てくれるということになった。
 ううー、ありがとう。

 盛岡駅発11:22『快速はまゆり3号』
さあ、向かおう!!



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【快速はまゆり】
各駅停車でもこういうシートっていいよね。
向かい合わせにして足を伸ばしたありけんを乗せて、快速はまゆりは沿岸に向かう。



 遠野は水の国。
なぜか緑も丘も田畑も瑞々しく見える。
 学生の頃、釣りに行くためによくここをドライブした。
岩手の中でも好きな土地なのだ。



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【ひさしぶり!】



 岩手の学生時代に寮で知り合ったいとーちゃん。
自分と違って昔からすごくしっかりしていた。

 1年で学生寮を出てアパート暮らしをするのだけど、自分はアパートを探すのが面倒だった。
そんなある日「決まったよ!」と、いとーちゃんは入念に下調べをしてよい条件のアパートを見つけてきた。
自分はすぐに同じ不動産屋に駆けつけ、「今契約した伊藤君と同じアパートに空き部屋はないですか?」と、見ずにしてアパートを決めてしまったのだ。

 いつ行ってもコーヒーが出てくるいとーちゃんの部屋は居心地がよく、他の仲間も自然と集まってきていた(ありけんの部屋はテレビもなく、散らかっていたのであまり人が来なかった)。
 食べるものがない時は、ご飯をごちそになり。
 電気が止められた時は、電気ドラム(業務用延長コード)で電気を供給してもらい。
 ご両親が来た時は、本場のきりたんぽを一緒にごちそうになったり(秋田出身)
とにかく思い出たくさんの隣人であり、友人であったのだ。
 
 台風迫る中、わざわざ家族全員で釜石から迎えに来てくれた。
ありがとう!!



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【釜石港へ】
雨の向こうに晴れ間があったり、変な天気。



 遠野で食事をした後、釜石の河口へ寄ってもらった(今は無き釜石署前)。
堤防の向こう側が甲子川河口、その向こうが釜石港。
よじ上り、今は穏やかに佇む海に向かって手を合わせた。



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【傷跡はまだまだ、、】
通りや、主だったところはだいぶ整理されて草なども生えてきているが、まだまだたくさんの車や家がそのままである。
押し流された車や家屋には、持ち主が廃棄を希望するマーク、中で人が亡くなっていたマーク、、などがスプレーマーキングされていた。



 震災当時の話を聞きながら車は釜石の町を南へと進んだ。
 当時、大槌町にいたいとーちゃんは津波の後家族と離ればなれになった。
数日後、寸断された線路(南リアス線)の上を歩いて家までたどり着いたという。
 線路の上を歩いた話を仲間にしたら皆スタンドバイミーを連想したらしいが、おかみさんの郁子さんは「はだかの大将みたい」と言ったらしい(さすがである)。

 自分は、被災地と非被災地という見方でしかいれなかった。
しかし、被災地の中でも感動的だったり、ひどい話だったり、語り尽くせないほどのドラマがあったそうだ。



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【普通にいる】
「ありくん、鹿だよ」
普通に野生の鹿が公園にいた。
ええ!これ、野生なの?!
もりもり草を食べている。
さすが岩手、、。

こいつらは、カモシカではなくバンビの鹿。
北米では、グリズリーやピューマに食べられてしまうやつだ。
目がとてもかわいい。
だけどおまえら、、人が来たら逃げろよ。



 いとーちゃん宅では、演奏会、お食事会、談話会と幸せな時間を過ごした。
小さな子ども二人とじゃれあって終始賑やかで、あったかかった。
 きよらちゃん(3歳)にいたってはお風呂に入れてやることに。
子どもは好きなありけんではあったが、独身、そんなのはさすがに初めてである。
いがいと水を怖がらないんだね。
ちょっとした子育て体験だった。



e0071652_10551542.jpg
【岩手の路線バス】
全てではないが、岩手ではこういった旧式大形のバスが運行されている。
そうとう古いよね。
だけど、自分はこのバスが好きなのだ。



 旅5日目(9/4)、朝。
夜も早く寝させてもらったありけん体力イージゲーターは、すっかり回復した。
いよいよ台風が近づいてくる中、お世話になったいとうちゃん家族に別れを告げて釜石駅まで送ってもらった。



e0071652_6562392.jpg
【再び花、咲く】



 台風の影響で今日も列車は動いていなかった。
いとーちゃんとしっかりと握手を交わして乗り込んだ代行バスは、時折シャワーのように注ぐ雨の中、ゆっくりと進み始めた。

 また会いに来るよいとうちゃん!
 また釣りにくるよ釜石!
 がんばって!!



e0071652_1453534.jpg
【笑顔いっぱい】
いとうちゃん、郁子さん、きよらちゃん、なのはちゃん。
ありがとう!
また会おう!!




その6へ続く、、
[PR]
by KeN-ArItA | 2011-10-01 14:32


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