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ありけん日記


有田健太郎の日記、エッセイ、フォトギャラリーです
by KeN-ArItA

梅雨ゲート前

 近所のツバメちゃんが卵を温め始めてだいぶ日々が過ぎた。
そろそろ小さな頭が巣の縁に顔を出してもいい頃だ。
街では紫陽花が美しく艶やかに笑っている。
東京の梅雨入りももう間近だな。


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寒色がモノクロ空によく似合う。



 南国旅日記8話を書き終えて、残すとこ写真展だけになった。
今回の旅はYouYubeにも上げたいと思っているのだけど、まだ手を付けれていない。
うーん、がんばれありけん。
今日は溜まっているライブレポートを進めたい。


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5/27(木)東京 代々木 Labo
有田健太郎Presents『新緑トンネルをゆく』代々木編
来てくれた方々、配信を見てくれた方々、出演してくれたDANNY、marco君、カメラりょうたん、ラボスタッフありがとう!!
写真はオープニングアクション。
だんだん息が合ってきてる。

毎月ラボ企画、なかなか大変だ。
しかし、終えてみるとやっぱり最高なのだ。
おなじみの仲間に助けられて、この日も楽しいイベントとなった。


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ありけんステージにて『おせっかい釣り大会』
ゲストにDANNY、marco
よい空間やった。
ありがとう!!


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labo20時閉店。
セッションは配信のみというハイブリット。
いろいろ知恵が出るもんだ。
おかげさまです。
引き続き磨いてゆきます!!
次回ラボは6/24(木)
もりきこ、marcoとの3マン。
お楽しみに☆


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5/31(月)東京 代々木 Labo
代々木laboPresents『緊急事態スリーマンライブ』
来てくれた方々、配信を見てくれた方々、共演のタマキング、Li=yo、カメラりょうたん、ラボスタッフ、ありがとう!!



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気持ちよく迸れた。



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りょうたん、いつも写真をありがとう!!


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早い時間にもかかわらず、駆けつけてくれてありがとう!!
おかげさまです。
引き続き磨いてゆきます!!


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久しぶりのタマちゃんと。
嬉しかった。
また会おう☆


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6/3(木)東京 豪徳寺 Leaf room
KAKU presents『幸せをあなたに...』
来てくれた方々、配信を観てくれた方々、共演の永澤蒼.君、菅野翔太君、カメラりょうたん、リーフルーム格さん、ありがとう!!



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6月リーフルームもおかげさまでめいっぱい迸れたよ。
リーフルームは素敵なミュージシャンと出会わせてくれる。
アコースティックな独特空間も好きだ。
ありがたい。
引き続き磨いてゆきます!!


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ありがとう!!
またどこかのステージで☆


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じゃじゃーん!!
新作タオル(2021サマータオル)。
我ながらとっても素敵。
オンラインでも会場でも、発売は6/12から発売開始。
今年の夏は、、熱いぞ!楽しいぞ!!
ぜひ買ってね☆

オンラインショップ→こちら
口座振込購入→こちら


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明日はこちら!!
我ながら最高のメンツである。
あとはお客様が来てくれれば最高である。
ソフトドリンク営業ではあるけど、フードは復活します!!
明日はぜひFRIDAへ!!!!!!



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ヤマブキ。
落ち着いた黄色だ。
季節は進みますな。


 去年たくさん咲いたアサガオ。
たくさんの種を落とした。
だからたくさんの芽が出ている。
間引きも大変である。
 今年もまた咲いてくれるかな。
楽しみだな。

 夏の前に、いよいよ梅雨やね。
梅雨ゲート前
 同じ1日、同じ時間、心持ち上げて、どうせならめいっぱい素敵に過ごそう。
皆さんもよき日々を☆













2021/6/11








# by KeN-ArItA | 2021-06-11 12:52

日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【8:西表島】

 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー。
レポートもいよいよ最終章である。
 5/15(土)梅雨入りしたての八重山地方であったが、概ね晴れだった。
こちらの梅雨は本土の梅雨とは違って、ずっと降り続くことは少ないらしい。
どっと降って晴れて、雲がやってきてまたどっと降ってまた晴れてといった感じらしい。
それにしてもこの5日間は運が良かっただった。


日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【8:西表島】_e0071652_10074997.jpeg
南風見田の浜(はいみだのはま)へ向かう道
ここいらはほぼ農道(さとうきび畑)である。



 5/15(土)9:30
石垣港へ向かうフェリー埠頭(仲間港)を過ぎて、目的地の南風見田の浜(はいみだのはま)へ向かう。

 西表島は全般で電柱工事(電気工事)をやっているようで、沖電のハイライダー(人を乗せて上に伸びてゆくやつ)をたくさん見かけた。
上原港で夜釣りをしている時に話しかけてきた、沖縄からの出張若者の顔が浮かんだ。

 9:50頃に南風見田の浜入り口に着いた。
ここから木々のトンネルをくぐり抜けてゆくと浜なのだが、電波がまったくないのだ。
ひと目だけでもと時計を見るが、10時からの配信時間が迫っている。
フィナーレはあの浜からやりたかったのだが断念。
すぐさま車をUターンさせた。



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電波が入る、開けた場所。
気持ちいい。



 フェリー埠頭に戻るように走っていると、また電波が入るようになった。
道路脇に車を停めてフィナーレ配信を開始する。



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7年前行ったときの南風見田の浜(はいみだのはま)写真。
もしまた行けることがあったら真っ先にこよう。




 車で配信をしながら5日間の旅を振り返る。
途中、大きな河口(仲間川)で車を降りて、配信をしながら橋の下に降りて行った。
 そこで釣りをしている年配の方2人がいた。
まさかこんなとこに人がいるとは思わないのはお互い様である。

 タイミングよくおじいは大きなサヨリを釣り上げた。
話すきっかけとなった。

 「どこから来た?」

 東京からと答えると、お前コロナ大丈夫か!?とおじいたちは驚いていた。
笑いながらではあったが印象的だった。

 旅館やお土産屋のように喜んでくれる方もいれば、迷惑な方もいるのは東京と変わらないのだなと思った。



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さとうきび畑で配信終了



 1時間ほど配信をしながら西表島大原を巡り、サトウキビ畑で配信を終了した。
とても晴れやかな心持ちだった。
見てくれた方々、ありがとう!!

 11時すぎ、予定されていた配信が全て終了した。
ああ、終わった、、。
脱力である。

 12:30発のフェリーの前に南風見田の浜へゆこうかとも考えたが、ガソリンを満タンにしたり、どこかで服を着替えたり、レンタカー返したり、フェリーのチケット買ったりなどなど考えると厳しかった。
ギターやキャリーなどをフェリー埠頭に置いてレンタカーを返却して、歩いてフェリー埠頭へ戻ってきた(近いので)。
土曜日とあって、わりと観光客がいる。



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仲間港



 お腹は空いていたが、この頃にはもう空腹に慣れていて、心地よさまで感じていた。
時間までフェリー埠頭でプラプラして過ごした。
オリオンビールでもと思ったが、ノンアルコールしか売ってなかった。
やがて船が到着。


日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【8:西表島】_e0071652_10062139.jpeg
きた!!
後部が剥き出しの高速船
荷物は右奥のシートで海水まみれにならないよう包んでもらえる。
熱いぜ。


 やって来た高速船は後部に窓がないタイプの、ありけん的に激アツ船であった。
ついにきたぜ、、
最後の船がこいつとは。



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前方はクーラーの効いている船内客室である。



 十数名ほどの乗客はみな船内へ入ってゆく。
ありけんはもちろんアウトドアである。

 あの、、水しぶきで濡れちゃいますけど大丈夫ですか?

 人の良さそうな若いスタッフが声掛けしてくれる。
もしヤバそうだったら船内入ります!と笑顔で自己責任。

 やがて唸りながら船は動き出す。
スクリューにかき回された水が湧き上がる。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【8:西表島】_e0071652_10053584.jpeg
西表島と石垣島の間にもいくつか島がある。
島が近づき浅瀬の砂地に入ると、エメラルドブルーに浮かび上がる。



 すっかり夏モードの島々の合間を、爆音で突っ走る。
ぼっこんぼっこん跳ね上がり、潮しぶきが気持ちいい。


日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【8:西表島】_e0071652_10075948.jpeg
うおーーー!!



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うおーーーー!!
後部座席、一人で大はしゃぎである。



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竹富島通過中




 1時間かからずで石垣港へ到着。
髪の毛も潮でベタベタでよい感じである。

 ターミナルから石垣空港までは路線バスで30分ほどである。
石垣島に到着、つまりプチサバイバルは終了である。

 5/12(水)8:00〜5/15(土)14:00まで
一度だけお店で食べ物を食べてしまったが、それ以外は釣ったお魚で凌いできた。
食べた魚は合計10匹。
はらぺこである。
まず何か食べようと思うも、バスがわりとすぐ来たので空港で食べることにした。
せっかくだからソーキそばが食べたかったのだ(波照間のフェリー埠頭でみんなが食べてるのがとてもうまそうで、羨ましかった)。


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5/15(土)14:30
石垣空港にて、5日間で初めての店内ごはん。


 石垣空港は程よく人がいた。
秤に乗せながら、荷重オーバーにならないよう荷物を振り分け、チェックインを済ます。

 そして、ようやく、、ソーキそば。

 空港内ながらここのソーキそばが美味しいのは7年前に知っていた。
スパムおにぎりとセットで大盛りソーキそば。

 うまい。。
こんなに美味しいソーキそばは初めてである。
ゆっくり噛みしめながら夢中で食べた。

 このツアーで食に対しての考え方も変わった(また変わると思うが)。
今までは1日3食、バランスを取りながら食べていたのだけど、今は2食である。
運動量などによって食べる量も変えているが、空腹の方が冴えていてよい。
ハングリー精神とはよく言ったものである。



 5/15(土)15:30に石垣空港を離陸。
機内は40パーセントといった乗車率。
それにしても、キャビンアテンダントさんはみな親切で一生懸命で嬉しくなる。

 ANAはWEB広告で『旅にゆこう!!』とコロナ禍でも打ち出してきたが、その都度緊急事態宣言にやられている。
決死の広告、打ち出しだろうにと毎度気の毒に思う。
 今季ANAはボーナスがなくなってしまったというニュースを見た。
それでも、一生懸命なお客への対応には、自ら選んだ仕事へのプライドを感じる。
かっこいい。
頑張って欲しいと思った。


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東京上空
緑のジャングルから建物のジャングルへ。
ここだって生き物たくさんいるよ。
違うけど、似ているのだ。


 

 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー。
配信を見てくれた方々、コメントしてくれた方々、投げ銭をしてくれた方々、ありがとう!!
おかげさまですごい配信ツアーになりました。

 緊急事態宣言下、PCR検査を受けての出発となった。
コロナ禍の観光業と音楽(ライブ)業は似ている。
営業してよいですよと言われておいて、でも皆さんそこには行かないでくださいと言われている。
営業してよいのだから、そこにゆくのに不要不急なわけがないではないか。

 自分は、道中で本人が死ぬならともかく他人を巻き込んで大ごとになっても、行かなければよかったと絶対に後悔しない覚悟で向かった。

 今は行けない。よく聞く言葉だけど、物理的に行けないことはないのだ。
行かないのだ。
敬愛なる選択である。
その方々は、あの時行けばよかったと後悔しなければよいと思う。
自分の選択を誇りに思ってほしい。

 また、物事、白か黒、10か0ではないのでその合間のような考えもあると思う。

 一番残念なのが、この誰もよくも悪くもない中で、考え方が違う者同士がいがみ合うことだと思う。

 きっとあと少し。
できればみんな仲良く、楽しく、過ごしたい。


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5/12波照間島にて
最南端アサガオ



 飛行機は羽田空港に着陸した。
マイホーム東京、ただいま!!

 僕の人生は僕が主役。
僕が選び、僕がゆく。
 君の人生は君が主役。
君が選び、君がゆく。

僕と君の道は違うけれど、時々並ぶ。
できれば楽しく、できれば優しく。


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波照間島にて



 旅企画、また行けるよう頑張ります。
見てくれてありがとう!!

 次回はツアー写真展!!
また、後にYouTubeにも挑戦してアップしたりすると思います。
またぜひ⭐︎














2021/6/9

# by KeN-ArItA | 2021-06-09 12:27 |

日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【7:西表島】

 5/14(金)14時過ぎ、西表島上原。
小さな河口浅瀬にて、この旅最後となるかもしれない釣りが始まった。

 旅4日目、この頃には空腹に慣れてきていた。
慣れてきた空腹は、冴えててよい。



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ここに魚がいっぱいいる。



 浅瀬にてすぐさま15センチほどの小魚を釣り上げた。
餌はイカの足(げそ)である。

 続いて置き竿が鳴った。


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黒鯛




 東北で買った仕掛け(カレイ、アイナメ用)に黒鯛がきた。
こんな浅いところにもいるんだ。。
やった、、刺身だ。
嬉しかった。

 バタバタと2匹釣れたがそれ以降パタリと釣れなくなったので、河口を遡ってマングローブに入ってみることにした。
なんとしても晩飯を確保したいものだ。


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午前中は潮が満ちていてグリーンの幻想世界だった。
景色は変わるのもだ。
地面は砂地でとても歩きやすい。



 河口を遡るとそこは午前中たくさん写真を撮った場所だった。
同じ場所に導かれるものだな。
午前と全く別物であった。
水面が半分以下になっている。
あんなにたくさんの小魚やエビなどが泳いでた場所に自分が立っていることが不思議だった。



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ということは、、ここに魚がいるはずだ。



 魚たちはどこ行ったんだ?
って、このわずかな川にいるしかないだろう。
ということは、このわずかな川の中のお魚君密度はめっちゃ高いはずである。
魚の翻る様子も見える。

 事前リサーチでマングローブでもいろんな魚が釣れることは知っていた。
中でもマングローブジャックという鯛は大きさも引きもスペシャルで、その名はよく耳にしていた。

 マングローブジャック、、すごい名前がつけられたものだ。
かっこいいぜ。

 いる、ここにマングローブジャックがいるはずだ。

 興奮した。

 河口まで駆けて戻り、釣具一式を持って移動する。
途中、水の中に入って移動するがお構いなしにバシャバシャ駆けてゆく。

 うおーーー!!急げ急げ!!

 バシャバシャバシャバシャ、、

 気分が爆発しそうである。


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ちょいと小さくて見辛いけど、、
1が午前に釣りをした浜。
2が午後に靴を取りに戻って、ひたすら干潟を歩いた場所。
3が河口からちょいと遡ったマングローブ釣り場。


 どぼーーーん!!

 小さな川の静寂を30号のオモリが破る。
餌はイカの足とエビである。

 さあ、こーーーーーい!!

 しかし、釣れない。

 Why?ジャック、なんで!!?


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竿を立てて当たりを待っている。
が来ない。


 20〜30センチほどの魚の群れが餌の上を、ゆっくりと横切ってゆく。
気付いてるはずだ、じっと見てるはずなのになぜ食べないんだ。

 餌が悪いのか、、
引き潮真っ只中のおやすみタイムなのか?

 考えろ、ありけん。

 餌が似つかわしくないと判断したありけんは、マングローブに入ってゆき小さなカニを捕まえてきた。
すばしっこいが木の根にいるカニを右手で追い立てて、木の裏側にきたやつを待ち構えていた左手で捕まえる。
慣れるとわりと簡単である。

 カニとは鯛などの釣り餌としては最高級である。

 さあこーーーーーい!!

 どぼーん!!

 釣れない、、

 なぜだ、、ご当地のカニだぜ。。

 今度はジャンボヤドカリを捕まえてきた(お構いなしになってきている)。
石で叩いて身を取り出し、1匹丸々つけて投げ込む。
相当な大物でない限りこれは食べれないな。。

 2本の針が付いているのだけど、1本はカニ、1本はヤドカリである。
こんな最高な餌が他にどこにあるというのだ。

 さあこい!!
マングローブジャーーーーック!!


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ジャンボヤドカリ(エサ)



 15時頃、陽照りも増すマングローブは時が止まったように完全に静かで、まったりしていた。

 釣れない、、はぁ、、

 仕掛けが悪いのかと、チヌ針(普通の一本針)にオモリなしで、ただカニだけをつけて投げてみた。
切羽詰まるといろんな知恵やアイデアが出るものだ。

 しばらくすると、すぅーーーとラインが伸びてゆく。
きた!!と巻くもすでに潜り込まれたのか、引っかかっていた。
結局糸が切れてしまった。


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お昼過ぎ。
夜行性動物にとっては深い眠りの時である。



 かがみ込んで待っていたら、川上から声が聞こえてきた。
どうやらカヌーの体験ツアーのようだ(カヌーはちらほらつなぎ止められている)。
カヌー体験は西表島の各所で名物となっている。
しかし、こんな小さな川は、ちょいとマニアックコースなのではないかな。
(ここで釣りをしている自分もマニアックコース)

 ありけんはカヌーに釣り糸が巻き込まれないよう、仕掛けを岸に寄せた。

 「はい、随分と潮が引きましたね〜、この時間はですね、、」

 「そうなんですね、、すごいですね〜」

 だんだん近づいてくる(計3人)。
まさかこんなところで釣りをしている旅人がいるとは思わないだろうなぁ。
驚かさないよう、うんこずわりで自然に溶け込んでやり過ごすことにした。

 自分に気づいたインストラクターは一瞬ギョッとしたが、さすがである。

 「はい、釣りされてるので少し奥に寄りましょうね〜」

 「岸に寄せてるので真ん中通ってもらって大丈夫ですよ!」(ありけん)

 「何か釣れますか?」

 「小さなクロダイが、、(てへペロ)」(ありけん)
本当は中ぐらいのクロダイと言いたかったがそこは謙遜である。

 そうですか、とジャングルに小さな笑いの花が咲く。
この日、水辺で会う初めてで最後の人影であった。

 その後もマングローブを駆けてカニを捕まえては投げ込む。
無我夢中の時間が過ぎていった。

 結局釣れなかった。
完全に眠りの時間帯のように思えた。

 しかし、この午後の3時間はありけんの何かを変えた。
感動して泣いたわけでもない、釣れたわけでもない、ただただマングローブを夢中で走り回っただけなのだが。 

 引き潮の時にカニやヤドカリを捕まえておいて、魚が動く上潮の時にこの餌で釣れば、、完璧なのではないか。
ようやく見えてきた西表島での釣り方を試す時間は残されてなかった。



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配信画面より
上原の干潟にて最後のサンセットライブ
じわじわと潮が上ってくる。



 17:30からは最後のサンセットライブである。
宿に戻りシャワーを浴びて髭を剃って、弦を張り替えてロケ地へ向かった。

 朝一番に釣りをした近くの干潟からやることにした。
ジャングルを駆け回った時間が干潮だった、17時をすぎると遠くの方から干潟に潮が上り始めた。
本州のように波を打って繰り返しながらゆっくり満ちてゆくのではない。
じわじわじわじわとと潮が広がって、上ってくるのである。
一緒に上ってきた魚も跳ね始めた。

 それをバックに最後の配信ライブ。
いろいろな雑念を吹っ切ることができなかった。
いろんなことがたくさん横切ってしまった。
最終日にして不甲斐ないライブとなってしまった。
なんとかやり切ったといった感じであろう。

 しかしこの日が、今後のありけんステージに与えてゆく影響は計り知れない。
見てくれた方々、ありがとう!!

 

西表島道路の最先端、白浜町の夕日。



 ライブを終え、次の配信は21時からの『自炊ディナー配信』である。
3匹しか釣れていないのに、引き続き釣りをする気にはなれなかった。

 ライブ後、気分はどっぷり沈んでいた。

 配信ばかりで気を使ってばっかりでつまらないな。
自分で決めたのに、どうしようもない男である。

 車を走らせ、島の最端の白浜へ夕日を見に行くことにした。
夕日が沈むまでぼーっとしていた。
南風ってすごいのだ。
だれーっと、ただただ大気が流れているのだが、この中にいるといろんな悩みが小さなものに思えてくるのだ。
でっかいぜ、ぱいかじ(南風)。



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釣具をきれいに洗って干す。



 5/14(金)20時前、部屋に戻って、洗濯をしながら釣具などを洗う。
どの宿も外に洗い場や洗濯機が付いている。

 スカリ(釣った魚を生かすために海に投げ込む網)やクーラーボックス、竿にリール、バッカン(水汲みバケツ)、明日は飛行機に乗るので、魚臭過ぎてはまずいので丁寧に洗う。
結構時間がかかるものなのだ。


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5/14(金)21時、晩ご飯ディナー配信
(配信動画より)


 21時から晩ご飯配信である。
2日かけて釣れた魚は3匹。

 調味料は大事に持ってきた醤油とワサビ、あと、棚に塩が常設してあった。
黒鯛はお刺身に、金目鯛っぽいのと小さなやつは丸々煮付けることにした。

 この頃にはすっかり元気になって、テンションも再び上がっていた。
立ち上がりも早い男である。

 丸々煮付ける調理法はこの旅で始めて思いついた。
初日の波照間で、疲れ過ぎて鱗とか内臓とか取る気力も残ってなかったところから生まれた調理法だ。
醤油水で丸々煮付けるだけなので誰でもできる。
食べる時に内臓も皮もきれいに除けれる。
あとはお腹を空かして食べれば絶品である。
 
 黒鯛は臭みがあるというがぜんぜんそんなことはない、お刺身はコリコリで市販では味わえない鮮度、天然鯛のうまさである。
3枚下ろしが下手なありけんは中骨に身がたくさん残ってしまう。
お湯に投げ込んであら汁である。
次回はカニとか貝とかも取って入れようと思った(西表島ではぜんぜん貝を見なかった)。



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5/14晩ご飯




 あっという間の晩餐だった。
本当は10匹くらい欲しかったが、3匹を噛み締めていただいた。
最高に美味しかった。
胃で溶けて身体に染み渡ってゆくのがわかる。
命をいただきます。
ごちそうさまでした。


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配信より
晩ご飯配信エンディング



 5/15(土)7:00起床
いよいよ東京へ戻る日である。

 早朝釣りをすることもできたが、準備や釣った魚の料理、片付けやチェックアウトなどを考えるとはばかられた。
本当に釣りバカなら睡眠を捨ててでもこの日も挑戦しただろう。
ありけん釣り、まだまだアマちゃんである。

 10時からはエンディング配信である。
ありけんは西表島で、今回まだゆけてない場所があった。
最端にある『南風見田の浜(はいみだのはま)』だ。
昨晩夕日を見た白浜とは40キロほど離れた真逆の最端の浜だ。

 フェリー埠頭から車で15分くらいなので、最終日、この浜からエンディング配信をしようと計画したのだ。

 8:30に宿のオーナーに鍵を返しにいった。
事務所は様々な釣り道具が綺麗に壁掛けしてある。
夫婦で出てきたので、ご主人に釣りの話を振ってみた。

 釣った魚しか食べないようにした旅だったこと、全然釣り方がわからなかったこと、はらぺこなこと、包丁がよく切れて嬉しかったことなどなど。

 ご主人はたくさん笑った後、人が変わったように熱く語り始めた。

 西表島は養分が豊かだから川も海も濁って見える。
たくさんの生き物がいる。
つまり魚は餌には困っていない。
そこに餌を投げ込んでも魚はじっと見る、選ぶ。
そこで釣れる時間帯は、ほんの15分〜30分だったりする。

 それに比べて、ルアーという釣りは魚の反射を誘う。
人前でパンと手を叩けばハッと反応するように、魚も思わず目の前で光るルアーを追ってしまう習性がある。
西表島においてはルアーの方がよかったりもする。

 思い返せば全て当てはまるような気がした。

 こんど来たときは一緒に行きましょうよ!!
食べる分くらい、そんな、いくらでも釣れますよと言ってくれたことがとても嬉しかった。

 しかし、ありけんは引き潮でカニを捕まえ、上潮でそれを餌に釣るという、自ら考えた釣りをやってみたいとも思った。
どちらもやればよいのか。
また来たいな。

 ご主人の釣り談議が熱過ぎて出発がけっこう遅れてしまったが、晴れやかにゲストハウスを後にした。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【7:西表島】_e0071652_11163602.jpeg
今回もわりと多めだった車中配信。
フロントガラスの下に設置すると、高温でアイフォン電源がすぐに落ちてしまう。
今回の旅は高温ストップにも悩まされた。
写真のようにして、エアコンを向けて配信すれば、高音で落ちることがなくなることを発見した。
ただ、バックミラーは少々見にくい。



 5/15(土)9:15、晴れ
石垣港へ向かうフェリー埠頭のある大原方面へ向かう。
そこを通り過ぎて行き止まりまで行けば、南風見田の浜(はいみだのはま)である。

 右手にジャングル、左手にリーフ、気分も空高かった。

 次回はいよいよ最終章!!
またぜひ☆













2021/6/6



# by KeN-ArItA | 2021-06-06 17:12 |

日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】

 5/14(金)正午、沖縄は西表島、浦内川河口の駐車場にいた。
5/11石垣島、5/12波照間島、5/13西表島、本日も引き続き西表島である。

 プチサバイバル形式で、釣ったお魚しか食べれないルールである。
ただし2回だけお店で食べてよい権を持っている。
昨夕、あまりの魚の釣れなさに、あまりの空腹に、その1回を使った。
結構屈辱的だった。
 当初はこんなに頑なになるつもりもなく、釣れなかったら、釣れませんでした〜!とお店で食事をしているはずだった。
西表島の大自然がありけんの何かに火をつけてしまったのだ。
その何かは、いまだに本人にもわからない。

 はらぺこイージゲータは一旦回復するも、活動すればするほどガソリンメーターのごとくじわじわとエンプティへ向かってゆく。

 食糧が必要である。

 計画段階では西表島でお魚が釣れすぎて困っちゃう、と思っていたありけん(アホ)はこの日、余裕をかまして炭鉱遺跡巡りなどをスケジュールに入れていた。

 遺跡など巡ってる場合ではない。
食糧を狩猟しろ。
しかし、スケジュールは絶対であった。
遺跡を巡るしかないのだ。


 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10324653.jpeg
ウタラ炭鉱へ向かう山道



 5/14(金)お昼のチャイムが鳴り響き、配信がスタートした。
西表島道路ではもうかなり奥の方、浦内川沿いにある遺跡。
戦前戦時中に、こんな南端のこんなところで石炭を掘り出していたのだ。
興味深いではないか。


 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10315688.jpeg
浦内川河口
引き潮になるとほとんどが干潟となる。
干潟にはたくさんの生物が生息している。
ここは西表島でも大きな河口のひとつである。



 炭鉱遺跡など巡っている場合ではないのだが、どうぜ巡るなら最高にみずみずしくドラマチックにしたい。
テンションは静かに上がる。


 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10312317.jpeg
7年前にもここに同じ花が咲いていた。
前回は10月だったけど、きっと年中咲いてるのだろう。
さすが南国である。



 電波テストでは500メートルくらい歩いてみたがばっちりであった。
遺跡までは1000メートルである。
気温は30度、木漏れ日の道は暑いが、汗だくだくというほどでもなく、気持ちいい。
いろんな生き物がガサゴソと音を立てている。
激しい上り坂ではないので歩きやすい方だ。


 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10301380.jpeg
河口から1キロ奥まったマングローブ。
引き潮時。
分岐したいくつかの川のひとつ。
踏み込んでみたが靴が埋まるほどグジュグジュという感じではない。
葉っぱが溶けた感じの、養分たっぷりのドロドロ質ではある。
蟹やトビハゼなどが素早く逃げてゆく。


 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10292370.jpeg
蟹の巣(配信画面より)。
大きいやつはこの数倍はある(多分ヤシガニ)。



 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10292890.jpeg
セマルハコガメ(配信より)
ガサゴソ音を立てる生物の主も様々である。
これは、石垣島と西表島にしか生息しないセマルハコガメ。
主に中国や台湾にいるらしい。
すぐそこが台湾なので納得。
何気に貴重な映像だ。
セマルハコガメにしては大型だったようだ。
よく出会えたな。
遅いようでわりと速かった。



 坂道は少ないとはいえ1000メートル歩くとさすがに息も切れ切れである。
徐々に中継の説明が少なくなってゆく。
2Lの水も半分くらい減っている。
そして、ついに、、



 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10291742.jpeg
ウタラ炭鉱遺跡
また来たよ。
煉瓦造りの建物が木に呑まれかけている。
ここは石炭を川の船に乗せる場所だそうだ。
集落はもっと奥まったところにある(空襲でなくなったらしい)。




 歴史の説明書き看板などがあり、集落の見取り図も展示してある(雨晒しではるが)。
多いときは400人くらいの集落だったようだ。
炭鉱長屋的なものがあり、共同浴場、炊事場などもあったらしい。
 一番興味深かったのは、労働者の娯楽のため300名を収容できる集会場が建てられ、芝居の上演や映画の上映が行われていた。という一節。
労働者自身による劇団も作られ、集会場で芝居が披露されることもあったらしい。

 あたりを見回す。
こんなジャングルの中で、演劇や歌なども歌われていたと想像する方が難しい。
しかし、文化って必要だったんだなと感嘆した。


 往復2キロの炭鉱遺跡巡り配信。
一人もすれ違うことはなかった(7年前は1人すれ違った)。

 その後、午前に釣りをした時に履き替え、そのまま車に積み忘れてしまった靴を取りに戻った。



 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10280620.jpeg
ウタラ炭鉱遺跡を巡る前に立ち寄った『うめ工房』
7年前、星砂の浜(きれいな砂浜名所があるが今回は行かなかった)に行った時に、看板を見つけて立ち寄った。
そこで買った小さなシーサーの焼き物が今でもパソコン脇にある。
また欲しくて寄ったのだ。



 通販などもやっていない。
休みは不定休で開いてたら開いてるといったスタンスのうめ工房。
 店主と少し話ができた。
自分が好きだったシーサーは1年前に亡くなったご主人が担当していたようで、もう現品しかないらしい。
ご婦人はネコの焼き物担当で、それはそれで個性的な作品なのだ。

 二十数年前に西表島に移り住んでから、ずっと夫婦で工房とともに生活してきた。
いろんな生き方があるのだな。
また行きたいと気になっていたのだ。

 開いててよかった。

 コロナの影響で観光客が減って大変だと言ってらっしゃったが、前向きだった。
これからも素敵な作品を作り続けていてくれたら嬉しいと思った。
もし、また西表島に来れることがあったら、次はネコの焼き物を買おうと思った。



 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10274570.jpeg
午前に釣りをした場所。
陽がのぼると木漏れ日のコントラストも上がる。
綺麗だ。



 5/14(金)13:30あたり
午前中にリーフで釣りをした場所へ戻る。
靴はそのまま残っていた。

 せっかくだからともう一度リーフへ出てもることにした。
ここでいろんなものが大きく変わる。


 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10265243.jpeg
ほぼ干潮のリーフ



 朝は目前まで海だった。
必死こいてルアーを投げた海が、数時間でどこまでも干潟になっていた。



 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10262668.jpeg
朝はこんな感じ。


 
 感動したありけんは干潟の果てまで歩いてみたくなった。
午前中に水中カメラで撮った小さな穴は蟹の巣だったことが判明。
歩くと、巣の安全範囲で活動しているシオマネキがすごい勢いで穴に消えてゆく。



 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10261690.jpeg
水は綺麗だ。
砂は珊瑚の粉も混じっている。
完全に干潟もあればこうした僅かだけ潮が残っている場所もある。



 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10260128.jpeg
よくよく見ると小さな生き物がたくさん。
大きな生物は引き潮と同時に外海へ戻ったのだろう。
引き潮は眠りの時間帯のようだ。
しかし、引き潮の時に活動する生物も多いようだ。



 
 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10254925.jpeg
振り返る。
かなり歩いたがリーフの終わりまではとても行けそうにない。
きっと少しずつ深くなってゆくのだろうとは思うが。
すごいな干潟。
もちろん、誰もいない。


 しかしありけん、干潟に感動している場合ではない。
晩飯は!!!!!
狩猟、食糧調達!!!!!!


 ちゃぱちゃぱと岸に戻りながら、ちょいと川の方へ寄ってみた。
浅瀬に魚がたくさんいるではないか。
こんなところに魚がいるんだ。。
わりと大きいのもいる。

 これは、、

 ありけんは車へ駆け出した。

 釣り竿を持ってきたありけんは、先ほど上原の釣具店(一軒だけ釣具店がある)で購入したエビとイカをつけて投げた。

 どぼーーん!!

 こんな浅瀬なのに30号のオモリしかないのである(大物しか考えていなかった)。
くそう、もっと小さいやつがあればなぁ。
普段Sサイズの服を着ている人がLLを着て出歩くようなものである。
しかも針はカレイ、アイナメ用(主に東北の仕掛け)ときた。

 しかし、ここでは笑う者などいない。
というか誰もいない。

 自由なのだ!!


 日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【6:西表島】_e0071652_10251591.jpeg
たどり着いたのはここ。
小さな河口だった。



 投げてすぐに小さく鈴が鳴った。
巻いてみると15センチほどの魚が釣れていた。
オモリが重すぎてこのサイズの魚のあたりがわからない。
普段はリリースするサイズだが、立派な食糧だ。

 今しかない!!

 『小さい魚でもたくさん食べれば満腹丸大作戦』だ!!

 竿をもう一本出して二本で攻める。
一本は置き竿、もう一本は地引竿。

 どぼーーん!!

 小さな河口にバカみたいなオモリの音が響く昼下がり。
魚は逃げ始めた。

 くそう、仕掛けがデカすぎるかぁ、、

 その時、置き竿の鈴が激しく鳴った。


 次回も西表島編!!
河口を遡りジャングルへ。


















2021/6/4






# by KeN-ArItA | 2021-06-04 12:44 |

日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】

 陽は西の山に近づきはじめていた。
日の入りが19:20、上潮夕まずめのこの時間帯に晩ご飯を釣り上げねば。

 5/14(金)18時、西表島上原港。
旅も4日目である。
この日は朝から何も食べれていない。
なんとしてでも。


日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12482237.jpeg
西表島小さな河口付、茂みから分け入った。
道は逸れてみるものだ。
木漏れ日まで緑のようだ。



 足場が良くて、電波も良くて、風も少ない上原港。
水深もあり、時間帯もよくとても釣れそうだ。
向こうの堤防の方には釣り人も見える。

 しかし、釣れない。

 なぜだ。

 西表島の釣りがわからない。

 というかこの時期、港にどんな魚がいるかもわからない。

 そもそもここは四季とか関係するのか。

 5/11に石垣島で買ったイカと食わせエビも残り少ない。
というか、傷みはじめている。
自分だったらこんな美味しくなさそうなものは食べないなぁ。。
ルアーを投げるも当たりはない。
サビキをやっても魚が寄ってるふうには見えない。

 釣れない。

 お腹が空いて力が出ない。

 配信も番組にならない。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12480272.jpeg
西表島は石垣島くらいの大きさだ。
しかし、人が住んでいる地域は限られている。
左端の沿岸部に道が走っていて、そこに集落が点在している感じ。
上原港は宿の近く。
奮闘中。


 太陽も山に隠れ、配信はボウズ(1匹も釣れない)で終了。
そしてありけんはついに空腹ダウン。
『お店で何かを買っていい権』をついに使ってしまう。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12475538.jpeg
幸い近所にスーパーがあり、そこで食糧を買う。
たくさん買ってしまった。
薄切りハムにいたっては、まとめてむさぼりつくざまだ。



 スーパーの駐車場で夢中で食べた。

 うまい。

 うまいのだ。

 食べ物ってありがたい。
涙がにじんだ。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12470041.jpeg
イカ刺しでもあれば餌になるかなと思ったが、そんなものは売ってなかった。
唯一あったのがこれ、、
一度茹でているので魚にとってのおいしそうな匂いなんてあったものじゃない。
しかし、これしかなかったのだ。
このまま調理した方が絶対よいのだが、そうはいかない。



 お腹が満たされたありけんは再び夜の港へ向かった。
食べ物がゆっくり消化されながら身体に染み渡ってゆくのがわかる。
元気が出てきた。
さあ、釣ろう。


 20:30を過ぎた頃から海が変わり始めた。
満潮直前の時間帯で、昨日波照間でも釣れ始めた時間だ。
魚が跳ねる音、ヘッドライトで足元を照らすと、大きな魚が翻る。

 遠投していたシーフードミックス竿の鈴も鳴り始めた。
しかし、魚が小さいのか、針がデカすぎるのか(大物針)乗らない。
ありけんは何度も何度も波照間で活躍したルアー(ジグサビキ)を投げ続けていた。

 100メートルほど向こうに若者たちが釣りをし始めた。
釣りを楽しむというか、竿を出して、あとは座り込んで宴会をやっているといった感じ。
お店はしまっているからなぁ(時短営業)。

 その中の一人が、釣れますか?とこちらへやってきた。
常夜灯があるのでうっすらわかるのだけど、日に焼けた恰幅の良い30歳くらいの若者だった。
こんなに広いのに喋りかけるときはちゃんとマスクをしている。
ありけんもポッケのマスクを装着した。

 沖縄本土から仕事で来ていて、あまりに何もないので釣りしながら仲間と飲んでいるとのことだった。
すぐ立ち去ると思いきや、彼は喋り好きだった。
マスクをしていると年齢がわからないようでタメ口である。
しかし、好感のもてる若者なのだ。

 沖縄本土の話などをしているときにありけんの手元に、ガルガルガルーと魚の暴れる感触がきた。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12462123.jpeg
波照間で釣ったやつと同じ魚だ。
こいつは、とっても美味しいのだ。
嬉しい。



 若者も一緒に喜んでくれた。
人との接触をなるだけ避けた旅ではあったが、やっぱり誰かと出会い、話せたことは嬉しかった。

 今しかないと続投するもその後は釣れなかった。


日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12460207.jpeg
西表島の宿
2部屋しかないのだが、とても綺麗で素敵な宿。
調理器具が揃っている。
一番感動したのが、包丁研ぎが置いてあったことだ。
受付したときに、たくさんのルアーやリールや、釣り本が置いてあった。
きっとご主人は相当な釣り好きなのだろう。



 この夜はお魚は調理せずに冷蔵庫で保存した。
洗濯をして、外に出て星空を見ながらオリオンビールを飲んだ。
 地中に蛍が数匹、ゆっくりな息づかいで光っていた。
星空は北国の澄んだそれとはまた違っていて、綺麗というよりは満天壮絶だった。
 蚊に刺されて膨らんでいた箇所が7センチくらい広範囲に膨らんでいた。
すごい蚊がいたもんだ。
この日も落ちるように寝た。


日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12452984.jpeg
西表島の朝陽



 5/14(金)6時過ぎ、7:00からの朝ごはん釣り配信に向けてロケ地をリサーチしていた。
もともと車の往来は少ないのだが、朝はほとんど見かけない。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12450300.jpeg
河口の橋付近



 防波堤で散々痛い経験をしたありけんは、リーフ(干潟)に目を向けた。
満潮のリーフをよくよく見ていると、大きな魚が小魚を追ってバシャバシャ跳ねているところがある。
ここで朝ごはん釣り配信をやることにした。

 すぐさまルアーを投げるも、当たりはない。
小魚の小さな群れがが海面を跳ねる。
同時にバシャっと大型魚が跳ねる、そこへキャスティング。
 でも釣れない。
引き潮になると1キロほど干潟になる場所。
水深は深くても50センチくらい。

 シーフードミックスも投げてみたが、魚(鯛系)が避けてゆくのが見える。

 釣れない。

 魚はいるのに。

 なぜだ、、。

 なぜ釣れないのか、それは翌日、宿のご主人(相当な釣りバカ)と話をしてガッテンがゆくことになる。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12442537.jpeg
河口のマングローブ。
小さな川が海へ注ぐ箇所はこのような感じのマングローブとなっている。
多様な生物が生息している。
これが西表島ならではの光景なのだ。



 5/14の朝ごはん釣りキャスもボウズで終わったありけんは、相当にへこんでいた。
へこんではいても配信を終えるとすぐにポイントを変えるために車を走らせた。
配信がないときは電波を気にしなくてよいので辺鄙な場所でも釣りができる。
絶対食べ物をゲットするのだ。


日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12434763.jpeg
海へ抜けれる小道を発見。



 海へはわりとどこからでも出れるのだが、車を止めれる場所が少ない。
路駐だと路肩が狭いのでいろいろ迷惑になりそうだ。
所々にある道路脇の空間へ入ってリサーチ。


日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12431858.jpeg
よい感じの浜を発見。
人なんていやしない。



 満潮潮止まりの浜へ出たとき、大きなサヨリが30センチもない水深で小魚を追っていた。
よし、砂浜でも試してみよう。
ルアーを投げるとすぐ手前までサヨリ追ってきたが、食いつきはしなかった。

 ここは干潮時、1キロほど干潟になる。
なんとなく、わかってきた。
上げ潮と同時に魚がリーフに駆け上ってくるのではないのだろうか。
そして下潮と同時に海へ戻ってゆく。

 陽が上るにつれて跳ねる魚がいなくなって、海は眠りに着いたようになった。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12424122.jpeg
茂みに人の出入りが感じられる場所を発見。
分け入ってみる。
マングローブは鬱蒼としているようで、その中は意外と歩きやすかったりする。
そこは本土の山と変わりはない。
ただ、ハブ注意。



 5/14(金)10時過ぎ、釣りを止めたありけんは、車に戻った。
向かいの茂みに人が出入りできそうな場所を発見した。
分け入ってみた。

 小さな河口のマングローブだった(トップの写真)。
上ってゆく朝日の中、それはそれは美しかった。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12422818.jpeg
カメラを半分水中に入れてみた。
小さなエビがピンピンと跳ねているのがわかる。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12420684.jpeg
こんなに浅いのに大小の魚がいるのがわかる。
小魚は豊富なエビなどを食べていたのだ。
大きな魚は豊富な小魚を食べているのだろう。
小さな蟹などもたくさんいる。
なるほど、、。
西表島のマングローブの仕組みが少し見えはじめた。



 美しいマングローブの中、カメラを手にしばらくの時を過ごした。
この後12時からはウタラ炭鉱遺跡を巡る配信である。
電波の具合を確認しておかないとな。
ありけんの車は数キロ先の炭鉱遺跡の入り口へと向かった。



日本南端、波照間、西表島サンセットライブツアー【5:西表島】_e0071652_12415845.jpeg
ジャングルの中の不思議な花
派手な花が多い中、白くて綺麗な花弁が落ちている。



 ウタラ炭鉱遺跡は7年前にも訪ねた場所で、また行きたいと思っていたのだ。
電波を確認するため500メートルほど山へ入ってみた。
不思議と電波は強かった。
これなら配信できそうである。

 長ズボンに履き替え、車の中で一休み。
一枚だけ持ってきたありけん新譜CDを聴きながらコーヒータイム。
この日の午後が、今後のありけんを大きく変える時間になることをまだ知らない。

 いやぁ、配信多過ぎてつまんないよ、、(この時のありけん:談)

 お昼のチャイムが響き始めた。

 よし、、気合を入れる。

 鳴り終わる前に配信スタートボタンを押した。


 次回も西表島から!!
またぜひ☆















2021/6/1




# by KeN-ArItA | 2021-06-01 16:14 |


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