近所の軒にある小さな手の平サイズ。
覗き込みたくなる暖色の巣から、ひょこひょこと顔を出しているのは子ツバメ達。
ここの軒はビニールテントで囲まれているため安全でよい場所なのだが、反面風抜けが悪く、季節が進むと暑く蒸してよく雛が死んでしまう。
だけど去年、一昨年とかろうじて生き残った雛が大人になってまた帰って来た。
気持ちのよい朝、低い空は曲線を描くツバメだらけ。
ペチャクチャペチャクチャ、いったい何を話しようとかいな。
恋の季節を終えたツバメ達は、毎年同じ場所に巣作りを始める。
そう、ここで育ったツバメはやっぱりこの場所に巣を作るのだ。
危険なのは分かっているはずなのにね。
だけどツバメはちゃんと考えている。
ここで巣立ったツバメは、一番に早く帰ってきて、一番早く巣を作って、一番早く卵を産んで、暑くなる前に巣立たせようという考えなのだ!
おぉー(ありけん説)
だから他の巣ではまだ卵を温めているという頃に、ここの巣では既に雛が大きくなっていて、早くもばたばた大騒ぎ。
親ツバメは自分たちが子どもの頃にそうとう暑苦しい思いをしたから、きっと分かってるんだね。
去年の巣立ちもそうとう早かったし。
この家系は、きっとこれからも一番乗り家系。
毎朝見上げる手の平サイズ。
雛たちは隣の兄弟にちょっかいを出したりして日に日にバサバサ大騒ぎ。
さあ、もう野外実習だよ。
落ちるんじゃないよ!
【こんな絨毯があればいいよね】
【水、豊。田植えの季節、せき止められ別れて、勢いよく流れて。】
日本は水の国。
田植えの時期になると、多くの命が活性の勢いを最大にする。
田んぼに水が張られると、また新しい季節になったことを感じるよね。
【山梨県は大月にて】
この電車で何度旅に出たことか。
今日は車にて、大月。
旅ではありません(笑)。
【子どもの頃だったら】
絶対入っていったな。
水がキラキラきれい。
【育ち盛り、季節は進む】
【雨上がり、露玉の中へ】
【あじさいは知っている】
雲の動き、風の動き、太陽の高さ、雨のにおい、、
あじさいは雨の季節を間違えない。