先日、久しぶりにCDを買った。
Holly Cole(ホリー コール)というカナダのシンガーだ。
ジャンルは、ジャズとポップを足して2で割ってロックで一発殴った感じ。
You Tubeという無料動画サイトで偶然出会ってしまったのだが、最近のお気に入り。
トム ウェイツなどのカバーも多く、現在でも古い時代のキャバレーソングなどを歌っている。
上り調子だった時代、都会の喧噪(けんそう)の中、深夜のバーで時代と逆行した静かな曲が流行ったのはなんだか想像できる。
今の時代では少し寂しく聞こえてしまいがちだけど、自分は気分により夜に流している。
しかし、こういった人達は歌が上手いとかそういう次元ではない。
もちろん上手なのだけど、その技術を持ってして人生そのものをどこまでもその人らしく表現できている。
端から端まで水々しい。
英語圏に行って英語が話せないと、自分をよりよく表現できない。
だから英語を学ぶ。
しかし、この英語を学ぶというのは技術の習得のこと。
技術はとても大切だけどあくまで手段であって、それ以上に大切なのは何を伝えたいかってこと。
どれだけ技術を習得した人でも、その人が瑞々しくなかったら瑞々しい表現はできないだろう。
逆に、魅力的な人が技術を身につけると魅力的なものを作ることができるだろう。
愛のない人は愛のあるものを作ることができない。
愛があっても技術がなければそれを伝えることができない。
つまり表現者は、技術を身につけながら、かつ魅力的な人間になってゆかなきゃならない。
はぁ
ため息が出てしまうのはなぜ。
最近、柔軟体操を欠かさずやっていて身体は調子がいいのだけど、何かおかしいと思っていたら発声練習をやっていない。
『モグラたたき』状態だ。
ひょこ
ぼん!
ひょこ
ぼん!
ひょこ ひょこ ひょこ
ぼん!ぼん!ぱこ(外した)
ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ
ぼん!ぼん!ぱこ ぱこ ぱこ、、うわぁー
もれなく頑張りたいと思います。
【 Holly Cole 】
曲はトム、ウェイツのカバーで『(Looking For) The Heart Of Saturday Night』
【 有田健太郎 】
9/24(金)にミニアルバム発売記念ワンマンライブが決まった。
久しぶりの音源と久しぶりのワンマンライブ。
楽しみと同時に、それに向かう大変さに武者震いもでてしまう。
楽しさ、アホさ、かっこよさ、まじめさも少々、、
どこまでも自分らしいものにしなきゃね。
みんなもこの日はぜひいらしてね!
photo:yayo