どんなに暑くても昆虫だけは元気だ。
セミもアリもカナブンもハチも大騒ぎ。
もう、勝手にやってくれ!
セミは4年をイモ虫君として地中で生活する。
そして空へ飛び立ってからはたった一週間の命と言うじゃないか。
真っ暗な土の中、モグラ(そういえば昔、『ドリモグ』ってマンガあったよね)に怯えながらの孤独な生活。
進化の過程で、せめて幼虫期を3年、成虫期を1年とかに内訳できなかったのだろうか?
よくよく考えるとすごい生き様だ。
でも実は、地中ライフは僕らの想像を絶するパラダイスなのかもしれない。
だから好き好んで4年も潜ってるのかも。
「お前はいいな、あと3年もあって。おれなんてあと一年で地上だよ〜」とか
「カブトムシの奴ら(もちろん幼虫)が殴り込みにきやしたぜ!」とか
「君、ヒグラシでしょ?おれ、もしかしたらニーニーゼミかも、、」とか
「成虫になったらこの木の上で会いましょう」恋の約束してたりとか
まさかの心変わり〜とか
5月頃には送別会やったりしてるのかも。
でもセミが夏中生きたら、、
うるさすぎ。
満開の桜でセミが鳴いてたら、、
芭蕉もがっかり。
やはり一週間で完全燃焼してもらわなければ。
みんな、セミの亡がらを見つけたら「おつかれさま」って言うんだよ。
しかし、暑い。
セミ、、夜も鳴いてるよ。
さあ、負けずに完全燃焼しよう!