旧ありけん日記 |
ロマンを求めて宮崎県高千穂峡谷へ来たありけんは、仕掛けたツチノコ罠を見張っていた。
ここは深い森の芯、時の流れは日常世界とは異なっているように感じられた。 ![]() 好物の日本酒、焼酎、スルメが仕掛けられている。 都心じゃ、まず、おやじが掛かる。 じぃー、、、 う〜ん、眠たくなってる場合ではないぞ。 じぃーーー、、はあ〜ぅ そのときである、後ろの落ち葉がかすかに乾いた音を立てた。 そこだぁー!! ![]() 捕まえたーーー!!!!(素手) ![]() ちがう、イグアナであったか(子トカゲ)。 チィィーーー!! しまった、、 自分としたことがトカゲごときに気を奪われて罠から離れてしまった。 ここからは当時の死闘感をありのまま伝えたいので、一気に見流していってほしい。 駆け出すありけん。 チチィィーーーーー!!! 急いで戻るのだ!! 木立をくぐり抜けツチノコの森を走る。 ![]() でたーーーー!! ![]() チィィーーーーー!! ![]() おりゃあああああ!! ![]() 捕まえたーーー!! しかし、忘れていた、、ツチノコのジャンプ力は2メートル。 ![]() なにぃぃぃぃーー!! ![]() ちゃんと片付けました。 一度は手中におさめたツチノコドリーム。 しかしそれは虹が消える瞬間のように、儚くも晩夏の森に消えた。 はぁ、、 溜め息の訳は聞かないで欲しい。 ![]() 撮影を終えて、徐々に覚めてきたありけん。 この後、下降中のテンションを一気にどん底まで落とす出来事が起きてしまった。 とてもお気に入りだった鞄が車にひかれてしまったのだ。 飛行機に乗り遅れたり、列車を乗り間違えたり、だがしかしそれらはまだツイートなどして笑い話にできる範囲だった。 しかし、この鞄事件(自分が悪い)はさすがに応えた。 中身は無事だったとはいえ、傷だらけになってしまった。 なにやってんだおれ、、。 ![]() 阿蘇の大自然が包み込んでくれるにも関わらず、ありけんのテンションは低空飛行。 お前さ、、なにやってんだよ。 3時間も寝坊して飛行機乗り遅れるし、、列車だって乗り間違えるし、、ダメダメじゃないか。 終わったこといまさら蒸し返すなよ。 予算オーバーとか気にすんな。 旅の思い出はプライスレスだろ。 じゃあ、この鞄はどうなんだ?! それは、、 というかお前だってずっとノリノリだったじゃないか。 おれの中の誰もが(たくさんいる)鞄のことに気づかなかったんだ、しかたないだろ!! まあ1000歩譲ってそれらは良しとしよう。 お前、昨日『オレンジ鉄道制覇!』って言ったよな。 でも本当はあと4駅(牛ノ浜駅〜川内駅)乗ってないよな? (事実、海に満足したありけんは、折り返して熊本へ向かってしまったのだ) うるさーい! オレンジ鉄道は120パーセント満足したから『制覇』って言っていいんだよ。 そういった自己満足解決的な考え方が、ステージにも悪い方向に出てしまうんじゃないのか?! てめー、旅先でステージの反省会はなしだろう!! いかんいかん、自分と自分が喧嘩しはじめた。 元気出して行こう!こういう時は旅CDだ。 きた〜、ネバーエンディングストーリー! アトレーイユ(のらない) ![]() 笑ってはいるけど、どこか、沈んだ感は拭えない。 カルデラの大パノラマグリーンに癒されて、次第に元気が戻ってくる。 まあ、、楽しく行こうぜ!! 草千里に来たのは訳がある。 それは旅初日、飛行機に乗り遅れたために達成することができなかった指令2『宮崎県都井岬で野生馬と晩夏を駆け抜けろ』のケツを取りに来たのだ。 何も野生馬は都井岬にだけしかいないわけではない、ここ草千里にもいるのだ。 この指令に対する執念は、評価していただきたい。 「だって、そこ都井岬じゃねーじゃん」なんて言わないで欲しい! 野生馬は野生馬である。 カルデラ山系の中心、草千里にてありけんと野生馬の共演を動画にてお届けします。 風が強く音声が聞き取りにくい箇所があるので、レポートを文字でも追っている。 ぜひ参照してもらいたい。 こんにちはー!突撃レポート隊です。 今日は熊本県の阿蘇山に来てます。 草千里というところです。 とても、気持ちがよすぎるんですけどね。 あれは阿蘇山です、えんえんと煙を吐いてます。 今はちょっと勘弁してほしいですね(噴火は)。 車が止めてあるとこは、あそこですね。 まあ、おれもよく歩いてきました。誰もいません。 ここに野生馬がいると聞いてはるばる来たんですけど、どこを探してもいないんですよね。 その野生馬と一緒に野を駆けたかったのですけどね、ちょっと、いないんですよね。 おれがちょっと、元気に走って、野生馬達を呼びたいと思います。 じゃあ、あの山まで走ってみます。 指令2→× ![]() 相当くたびれたありけんを迎えてくれたのが、阿蘇山麓『トンボの里プチホテルエリーゼ』。 ちょっぴり照れちゃいそうな名前なのだが、とても心地よい雰囲気なのだ。 こういった所では一人旅客は敬遠されがちなのだが、暖かい笑顔で向かえてくれた。 次号は最終号! エリーゼの素敵な夜から最後の指令『ありけんVSくまもん』から東京まで。 癒しと緊張、そして涙のエピローグをお見逃しなく!! その5へ続く
by KeN-ArItA
| 2012-10-05 16:17
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