時折舞い込んでくる雨の粉が風の形を教えてくれる。
落ち着く雨のテラス席で、ようやくゆっくりした朝である。
4/8から始まった花が咲いたらもう一度会おう2016ツアー。
前期を終えて後期へと準備を進めつつも、感謝と反省をふまえながら振り返ってみようと思う。
【久しぶりな近所のパン屋にて】
新作のアプリコットボンバー(ほんとの名前わすれた)。
ゆっくり、よい時間。 馴染みの東京ライブ2本を経て飛び立ったのが石川県。
田舎大好きなありけんとしては前々から楽しみにしていた会場だ。
【4/20(水)小松空港上空にて】
日本海が大きい。
【小松→加賀温泉郷シャトルバス】
小松空港から加賀温泉郷まではシャトルバス(キャンバス)が運行されている(500円)。
まさかのバスガイド付きで、音楽を聴いていたありけんもいそいでイヤホンを外す(他に1組しか乗っていなかった)。
しかしながらこのベテランガイドさんのおかげで、加賀温泉郷をざっくり知ることができた。
ねえさんありがとう! 温泉大好きなありけんとしては、ここだけは旅館にしようと決めていた。
チェックインを済ませ会場『ブルースの聴けるおでん屋kaze』へ向かう。
【ブルースの聴けるおでん屋 kaze到着】 9年前、デビュー当時のツアーで金沢を回った時に仲良くなったまことさんのお店。
大手旅館の料理長を辞めて独立してこのお店を出したことは知っていたが、なかなか行けなかった。
自分のお店を出したい、そう言っていたまことさん。
夢を実現させているのだ、熱いではないか。
このままではいつまでたっても行けないので、今回、正直まことさんに会いにライブに来たと言ってもよい経緯だった。
店内は、清潔でオシャレで心地がいい。
今回、山代温泉地区のイベント『山代音泉週間』に組み込まれていて、それを見て来てくれたお客さんもいたり、昔東京でありけんライブを見てくれたことがある方も来てくれていたり、ありがたい限りのライブがスタートした。
【共演の鬼頭つぐるさんとのセッション】
大先輩のつぐるさんにはたくさん勉強をさせてもらったし、自分をいつもと違う角度から見直すことができた。
ありがとうございます!
【店主まことさん】
ここに立つとえらい無敵の男前にみえるから不思議である。
【料理が、もう、うまい】
【アンコールセッション】
PAをやってくれていたちかさんも加わって、つぐるさんの曲でみごとに閉まった。
終演後の打ち上げも尽きず、2時近くに宿に戻るとやはりエントランスの鍵が閉まっていた。
出がけに受付がいなかったので鍵を持ってきてしまったため、館内にいることになっているのだ。
なんてこった、せっかくの温泉が。。
仕方ないのでまたkazeに戻ると、まだ盛り上がっていた(笑)
まことさんがしつこく旅館に電話してくれてようやくありけんは部屋に戻ることができた。
女将さん不機嫌だったな(すみません)。
【貸し切りだ】
気持ちよかったぁ。
【残ったみんなで】 来てくれた方々、聴いてくれた方々、まことさん、共演のつぐるさん、駆けつけてくれたキーマンである晴志さんとそのファミリー、PAのちかさん、写真を撮ってくれた船津さん、kazeスタッフの方々、音泉週間スタッフの方々、ありがとう!!
また戻ってこれるよう頑張ります。
これからもありけんをよろしくです!
【動き出す列車の窓には僕さ】
憧れだったサンダーバード(特急)で大阪に向かう。
乗ったことのない路線と景色に寝れないありけん。 4/21(木)15時、大阪のホテルに入る。
この激安ホテル、西成区という実に味のある地域に位置していた。
ちょっと歩いたが、この街、熱い。
【うーん】 次回は大阪名古屋編。
こちらも感謝と勉強の旅となる。
2016/4/27