先月の大阪は、新幹線のこだまちゃんで往復した。
のぞみ号と違って、安くて遅いこだまちゃん。
しかし今回ありけん事務所が用意したのは、もちろんのぞみ号ではなく、こだまちゃんですらなく、バスチケットであった。
当然である。
パーキング休憩タイムでゲットした肉巻きおにぎり。
一気にスパイシーな臭気に包まれる車内。
学生の頃、東京〜福岡間、日本最長距離を歌った夜行バスが現れた。
その名もムーンライト。
16時間以上かけて福岡まで行くのだ(15,000円)。
好奇心旺盛な青年ありけんがこれを見逃すはずはない。
3列独立シートというのはこの頃から出てきたのではないだろうか。
大揺れに揺れて新宿ターミナルに入ってくるムーンライトを感嘆と迎えたものだ。
当時は人気で、満席満席、6台ほど連なって走っていた。
後部座席はラウンジになっていて、コーヒーサービスなども充実していた。
近くのモニターには映画が流れていて、ヘッドホンはもちろん、中にはテレビ付きの座席もあった。
座席もほぼフラット近くまで倒せて、これならメキシコや南極までも行けるのではないだろうか?
ありけんの感動も月まで届きそうなほどだった。
本日の年季の入った二階建てバス。
でっかいわりにガタガタ揺れてかわいげがある。
しかし、大阪を過ぎたあたりからさすがにお尻が痛くなってきて、広島あたりからは御年配の方々のうめき声が聞こえてくる。
博多に到着して降りてくる人々の顔は、希望に輝いていた16時間前とは変貌して、彷徨った洞窟から出て来たようになっていた。
とてもメキシコはまでは無理である。
今でもあるのかな?
ムーンライト号。
乗り込んですぐの朝ごはん。
正直、ツアー食はこんなのばっかりだ。
しかし、車窓を横に、出向く先のステージを想いながら食べるごはんは、なんだって最高においしいのだ。
東京八重洲発、大阪駅ターミナル着、所要9時間30分。
現在ようやく豊橋に入った模様。
休憩パーキングに入るたびに車内アナウンスが流れる。
何分まで休憩です。
その後は人数確認せずに出発します。
お気を付けくださいと。
そして、時間になったらビィーっとドアが閉まって勝手に走り始めるのだ。
そろそろカバンだけしか乗ってない座席が出てきてもよさそうだが、今の所ありけんを含めみんなちゃんとついてきてるようだ。
ここらで一発乗り遅れましたぁ
てのも面白そうだが、ライブに間に合わなくなるのでやめておこう。
車内は空いていて、なんだかんだ快適だ(今の所)。
前も空席なので、もはやすごいくつろいでる。
割と好きだな(^。^)
しかし、、ぷらっとこだまちゃんが愛しいのも事実だ。
今夜は心斎橋でライブ。
20:30からなのでよい方はぜひいらしてね!
あと、23:30からはラジオ『ありけん列車』。
ぜひ聴いてね!
オダマキ咲いた(^。^)
週の真ん中水曜日。
程よい曇りの水曜日。
みなさんもよい午後を!!
2017/5/17