9月も後半にさしかかり過ごしやすい気候になってきた。空の高いところにうろこ雲、その下の雲が早く動くのでとても立体的で、うろこ雲がゆっくりと動いてるように見えたりする。3連休という方も多いのではないでしょうか。いかがお過ごし?

涼しくなって綺麗に咲き始めたヒメフウロ。
同じ株で何年も咲いている。
驚きだ。
今朝は久しぶりのテラス席しかし、やっぱり違う。パン屋が懐かしいぜ。
自分の生まれ育った福岡の田舎町は萱(かや)、つまりススキが多い土地だった。地名にまでなるほどなので昔からそうだったのだろう。桜や藤などなら綺麗なものの萱とか、根強い厄介な雑草である。刈っても刈っても生えてくる。
萱の葉はよく見るとノコギリのようになっていて、半袖半ズボンなどで突っ込もうものなら切り傷だらけで血だらけになってしまう。子供達は分かっていてもその茂みを通って血を流したものだ。 開いていない穂はしんなり重ための銀色。開いた穂は軽くて金色。しかしながら、夕日に浮かび上がり風に揺れる穂の波はとてもうつくしい。西を見て金色の草原(ススキ原)は記憶のいろんなところに残っている。ジョギングの川沿いにもたくさん茂っているのだが、それは萱ではなく葦(アシ)なのでちょいと残念だ。またススキ野原を見たいな。