10月も後半戦、朝晩と冷えてきましたね。
空がきれいだ。
街路樹のポプラの葉も、バサバサ感を増してきました。
そんな秋最中
ありけんはというと、
海面すれすれを飛ぶ鳥のよう、カゼをひく一歩手前です。
ぼちゃ〜ん
はい、カゼ!
とならないように、、舞い上がれ、おれ。
やっとこさCD制作を終えたわけですが、一息つく間もなく、レコ発イベント(レコード発売記念イベント)やプロモーション、ツアーに向けてやっぱり時間がない日々です。
んん〜 頑張ります(日記の更新も…)。
【東京は赤坂。ビルの上のススキのあい間より。】
今回、アルバムということで8曲入りのCDを出すわけですが、
『振り返れば足跡、行く先は彼方』というタイトルにしました。
思い返せば、、
自分はほんとに無駄ばかりの時間を過ごしてきました。
たくさんの人に迷惑をかけて、
未だに会えない人すらいます(ゴメン)。
そんな過去を消すことができるわけもなく、
ただ少しでもまともになろうと、
ギャンブルやタバコ、お酒もやめて、
日々、ただただ忙しくして。
そんなことではない、ということも分かってました。
だけどやっぱり、忙しくしてないと怖かったのです。
そんなある日、ふと振り返ってみると、
自分の足跡がずっと続いているのに気づきました。
ダメダメな日々も、栄光の瞬間も、最低な時間も、
その足跡はひどく遠回りで、
砂浜をただ真っすぐに歩いてくればよかったのに、
あっち寄り、こっち寄り、時には途切れたり、戻ったり。
だけど「足跡」は、確実に続いていました。
自分は他人ではないので、きっと自分の中にあるものしか表現できません。
だから自分の歌は、そんな遠回りな「足跡」の歌です。
振り返ったままずっと立ち尽くしていても、しかたありません。
再び前を向いてみました。
ふぅ〜
果てしなく続く世界は、キラキラ綺麗。
今度こそ真っすぐに歩いてゆこう。
だけどやっぱりきっと、グニャグニャと。
行き着く先は、誰も、自分でさえも見たことのない「彼方」。
それはきっと自分そのものでしょう。
自分は他人ではないので、自分の中にあるものしか表現できません。
だから自分の歌は、いつかこうありたい、そんな「彼方」の歌です。
ホームページや、日記、ジャケットの写真を見ても分かるように。
真っ正面からの自分の写真は、ほとんどチョイスされません。
それはまだ、自分のことが好きではないからだと思います。
だけど、前よりは好きになりましたよ。
いつか本当に胸を張れるように、
ちゃんとなれるように、
優しい人間はきっと、優しい歌を歌うことができると思います。
ぼくの理想も彼方。
だからやっぱり、、頑張ります。
冬がやって来る直前の寒さというのに、落ち葉の色は暖かいよね。
子供の頃はよく、掃き集められた落ち葉の山に突っ込んでいったものです。
(けっこうチクチクする、たまに栗とか混じっているので要注意)
みんなで寝っころがって、
ていっ!と舞い上げた落ち葉の向こう。
薄い白の絵の具を、水に溶いたような高い青空を見ながら、
なにを思っていたのでしょうね。
今年は、チャンスがあれば「イチョウ」か「けやき」あたりの落ち葉の山に、突っ込んでみたいと思います。
ご一緒します?(笑)
みなさんもよい秋を!
追伸:CD、ぜひ聞いてね☆